こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1946年から開催されている国民体育大会(国体)を記念して発行されている記念切手の価値と買取価格についてまとめさせていただきました。

戦後直後の国体記念切手では額面をはるかに超える金額での買取が期待できますが、近年発行された国体記念切手については額面前後での買取になることが一般的です。

第2〜第4回国民体育大会記念切手の買取相場

第2回国民体育大会1円20銭切手 第2回国民体育大会記念切手は戦後の1947年10月25日に発行されました。詳細はこちらで掲載している通り、価値が高くなっており、80枚シートは高額買取が期待できます。
第3回国民体育大会記念切手(水泳) 第3回国体(水泳)記念切手の単片の買取価格は5円〜150円程度が相場です。30枚+タブ2枚で構成されるシートは価値が高く実勢価格(業者が販売し市場で取引された値段)4,000円〜15,000円、買取価格1,500円〜7,000円程度が相場となっています。関連記事につきましてはこちらをご覧ください。
第3回国民体育大会記念切手 第3回国体記念切手のシートは80枚で構成されており価値が高いです。シートの実勢価格は15,000円〜75,000円程度となっており、業者による買取価格は9,000円〜60,000円程度が相場です。関連記事につきましてはこちらをご覧ください。
第4回国民体育大会記念切手(冬季) 第4回国民体育大会(冬季)記念切手の額面は5.00円となっています。バラ切手の価値は高くありませんが、シートは実勢価格2,500円〜14,000円程度となっており、業者による買取価格は1,200円〜10,000円程度が相場です。関連記事につきましてはこちらをご覧ください。
第4回国民体育大会記念切手(水泳) 第4回国民体育大会(水泳)記念切手の額面は8.00円となっています。シートは30枚+タブ2枚で構成され実勢価格は3,000円〜16,000円程度、業者による買取価格は1,500円〜11,000円程度が相場となっています。関連記事につきましてはこちらをご覧ください。
第4回国民体育大会記念切手 第4回国民体育大会記念切手(冬季・水泳以外)は1949年10月30日に発行されました。シートは80枚構成となっており、実勢価格は30,000円〜80,000円程度、保管状態や売却時期が良ければ5万円を超える買取になることもあります。関連記事につきましてはこちらをご覧ください。

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第5〜第9回国民体育大会記念切手の買取相場

第5回国体記念8円切手 第5回国体記念切手の詳細はこちらで掲載しております。シートは20枚で構成となっており、実勢価格(業者が販売し市場で取引された値段)は15,000円〜10,0000円程度、保管状態や売却時期が良ければ5万円を超える高価買取が期待できます。
第6回国体記念2円切手 第6回国体記念切手の詳細はこちらで掲載しております。シートは2種連刷の20枚構成となっており、実勢価格は2000円〜9000円、業者による買取価格は800円〜5,000円程度が相場となっております。なお、目打ちエラーが何点か見つかっており、エラーシートは通常の未使用シートよりも価値が高いです。
第7回国民体育大会記念5円切手 第7回国体記念切手の詳細はこちらでも掲載しております。シートは2種連刷で20枚構成、近年の実勢価格は3,000円〜18,000円程度が相場となっており、保管状態や売却時期が良ければ1万円を超える買取になることもあります。
第8回国体記念切手 第8回国体記念切手の詳細はこちらでも掲載しております。第7回国体記念切手などと同様にシートは2種連刷で20枚構成、バラ(単片)切手の価値はあまり高くありませんが、シートは1500円〜11,000円程度での買取が期待できます。
第8回国体記念切手 第8回国体記念切手の詳細はこちらでも掲載しております。額面は5円で20面(枚)シートの実勢価格は1,500円〜13,000円程度となっております。通常の状態のものだと1,000円〜3,500円程度での買取になることが殆どですが、湿気の低い欧米や保管室で保存されていたものでは7,000円を超える買取になることもあります。

第10〜第14回国体記念切手の価値と買取価格

第10回国民体育大会記念切手 第10回国民体育大会記念切手からはシートについても価値が一段階下がります。シートの実勢価格(業者が販売し市場で取引された値段)は800円〜5,500円となっており、買取価格は額面を超えますが、2,500円程度が相場の上限となっています。関連記事につきましてはこちらをご覧ください。
第11回国民体育大会記念5円切手 第11回国民体育大会記念切手の額面は第10回と同様に5円となっています。実勢価格は300〜3,000円程度となっており、保管状態や売却時期が良ければ1,000円を超える買取になることもあります。関連記事につきましてはこちらをご覧ください。
第12回国民体育大会記念切手 第12回国民体育大会記念切手は発行枚数が600万組とこれまでで最も多くなりました。20枚シートの実勢価格は2,000円程度が上限となっており、業者による買取価格は通常、500円以下となっています。関連記事につきましてはこちらをご覧ください。
第13回国民体育大会記念切手 第13回国民体育大会記念切手では発行枚数がさらに増え、1500万組となっています。現存数が多いため価値は高くなく、20枚シートだとしても業者による買取価格は300円以下が相場となっております。関連記事につきましてはこちらをご覧ください。
第14回国民体育大会記念切手 第14回国民体育大会記念切手のシートは2種連刷で20枚構成となっております。みほん切手のシートについては稀少性が高いため1000円を超える買取になる事があります。通常の未使用シートは実勢価格が150円〜2000円程度となっており、業者による買取価格は500円以下が相場となっています。関連記事につきましてはこちらをご覧ください。

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第15〜第19回国体記念切手の価値と買取価格

日本郵便 第15回国体5円切手 第15回国体記念5円切手は1960年10月23日に発行されました。シートの実勢価格は150円〜2000円程度となっており、業者による買取価格は500円以下が相場です。関連記事につきましてはこちらをご覧ください。
第16回国民体育大会記念5円切手 第16回国体記念5円切手は1961年10月8日に発行されました。バラ切手(単片切手)の買取価格は額面ベース、シートの買取価格は100円〜500円程度が相場となっております。
第17回国体記念5円切手 第17回国体記念5円切手は1962年10月21日に発行され、発行枚数は1000万組となっています。バラ切手(単片切手)の買取価格は額面ベース、シートの買取価格は100円〜500円程度が相場となっております。
第18回国体記念5円切手 第18回国体記念5円切手は1963年10月27日に発行され、発行枚数は1400万組となっています。バラ切手(単片切手)の買取価格は額面ベース、シートの買取価格は100円〜300円程度が相場ですが、初日カバー(FDC)で価値が高いものが存在します。
第19回国体記念5円切手 第19回国体記念5円切手は1964年6月6日に発行され、発行枚数は2200万組となっています。昭和に発行された古い切手ですが、現存数が多いため価値は低く、20面シートだとしても買取価格は250円以下が相場です。

第20〜第24回国体記念切手の価値と買取価格

第20回国民体育大会記念5円切手 第20回国民体育大会記念5円切手は1965年10月24日に発行されました。発行枚数は2500万組となっており、現存数が多いため価値は高くありません。業者による買取価格はシートだとしても250円以下が相場となっております。
第21回国民体育大会記念7円切手 第21回国民体育大会記念7円切手は1966年10月23日に発行されました。発行枚数は1750万組となっており、 現存数が多いため価値は高くありません。業者による買取価格はシートだとしても250円以下が相場となっております。
第21回国民体育大会記念7円切手 第22回国民体育大会記念15円切手は1967年10月22日に発行されました。発行枚数は1800万枚となっており、バラ切手は額面割れの買取になることもあります。シートについても価値は高くなく、 買取価格は400円以下が相場です。
第23回国民体育大会記念15円切手 第23回国民体育大会記念15円切手は1968年10月1日に発行されました。発行枚数は1800万枚となっており、バラ切手は額面割れの買取になることもあります。シートについても価値は高くなく、 買取価格は400円以下が相場です。
第24回国民体育大会記念15円切手 第24回国民体育大会記念15円切手は1969年10月26日に発行されました。発行枚数は1950万枚となっており、バラ切手は額面割れの買取になることもあります。シートについても価値は高くなく、 買取価格は400円以下が相場です。

第25回以降の国体記念切手の価値と買取価格

第25回以降の国民体育大会記念切手は発行枚数が多く、稀少性が低いため、骨董(アンティーク)としての価値は殆どありません。そのため、業者による買取価格はシートだとしても額面前後が相場となっています。今回の記事が古切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。