こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1968年〜1969年にかけて発行された記念切手の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。この年代の古切手になると価値が高いものは少なく、額面前後での買取になるものが殆どです。

1968年発行の記念切手一覧

1968年発行の記念切手

1968年(昭和43年)の記念切手一覧
「明治100年記念 青年の船15円切手」 「北海道百年記念15円切手」
「小笠原諸島復帰記念15円切手」 「郵便番号切手 あて名に郵便番号を」
「国際ユースホステル大会記念15年切手」 「第50回全国高等学校野球選手権大会記念」
「第23回国民体育大会記念15円切手」 「国際文通週間50円切手」
「日本郵便 明治百年記念15円切手」 「日本郵便 灯台百年記念15円切手」
「新宮殿落成記念15円切手」 「国際人権年50円切手」
「貯蓄で自立15円切手」

1968年に発行された記念切手は上記の通りです。歴史的な価値はありますが骨董としての価値は無く、バラ切手(未使用・使用済み)の買取価格=10円〜50円程度、20面(枚)シートの買取価格=200円〜500円程度です。エラー切手・見本切手(みほん切手)などを除くとほぼ全ての切手で額面以下での買取となります。なお、個人的に面白いと思った切手は下記の通りです。

郵便番号切手

郵便番号切手

1968年7月1日に発行された郵便番号切手です(発行枚数は)。標語は「あて名に郵便番号を」「あなたの住所にも郵便番号を」となっており、額面は7円と15円があります。当時の3桁(NNN))または5桁(NNN-NN)の郵便番号が導入に伴い発行されました。なお、現在の7桁(NNN-NNNN)郵便番号は1998年2月2日からとなっています。

 

貯蓄増強切手

貯蓄増強15円切手(貯蓄で自立15円切手)

1968年12月14日に発行された貯蓄増強15円切手です。リスは頬袋に餌を溜め込むので貯蓄のキャラクターになったようです。昭和の郵便局にはリスのマスコットと、そして郵便番号宣伝キャラ「ナンバーくん」でいっぱいでした。特徴的なのは発行枚数で1億枚と膨大な数が発行されました。他の記念切手同様に初日カバー(FDC)や一部の使用済み切手(カタカナローラー印など)で価値が高いものが存在します。

1969年発行の記念切手一覧

1969年発行の記念切手

1969年(昭和44年)の記念切手一覧
「日本万博博覧会15+5円募金切手」 「日本万博博覧会50+10円募金切手」
「日本郵便 交通安全15円切手」 「東名高速道路完成記念15円切手」
「東京国立近代美術館開館記念15円切手」 「原子力船進水記念15円切手」
「日本海ケーブル開通記念」 「郵便番号切手 郵便番号は住所の一部」
「第52回ライオンズ世界大会記念15円切手」 「第16回万国郵便大会議記念切手」
「国際文通週間50円切手」 「第24回国民体育大会記念15円切手」
「ILO 国際労働機関50周年記念15円切手」

1968年に発行された記念切手は上記の通りです。歴史的な価値はありますが骨董としての価値は無く、バラ切手(未使用・使用済み)の買取価格=10円〜50円程度、20面(枚)シートの買取価格=200円〜500円程度です。エラー切手・見本切手(みほん切手)などを除くとほぼ全ての切手で額面以下での買取となります。なお、個人的に面白いと思った切手は下記の通りです。

UPU大会議切手

第16回万国郵便大会議記念切手

1969年10月1日に発行された第16回万国郵便大会議記念切手(通称UPU大会議切手)です。額面は15円(図案:地球とはと)、30円(図案:喜多川歌麿の文をよむ女)、50円(図案:鈴木春信の文読み)、60円(図案:東洲斎写楽の都伝内)となっています。切手趣味週間のようなデザイン性のある図案で人気があります。

記念切手まとめ

昭和中期以降のバラ切手は価値が低いものが殆どですが、一部のエラー切手・使用済み切手などでお宝プレミアム切手が存在します。

実際、私の友人が買取業者に査定してもらった時に価値のないと思っていた使用済み切手が思いもよらぬ高額査定になった事があります。そのため、古切手の売却を検討中でしたら、初めに専門家に査定(鑑定)してもらうことをオススメします。