こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1970年〜1971年にかけて発行された記念切手の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。この年代の古切手になると価値が高いものは少なく、額面前後での買取になるものが殆どです。

1970年発行の記念切手一覧と買取相場

1970年発行の記念切手一覧

1970年(昭和45年)の記念切手一覧
「日本万国博覧会記念7円切手」 「日本万国博覧会記念15円切手」
「日本万国博覧会記念50円切手」 「郵便番号切手 郵便番号は住所の一部」
「ガールスカウト運動50周年記念15円切手」 「第4回犯罪防止国際連合会議記念15円切手」
「国際文通週間50円切手」 「第25回国民体育大会記念15円切手」
「電信創業100年記念15円切手」 「国際連合創立25周年記念15円切手」
「国際連合創立25周年記念50円切手」 「第19回国際職業訓練競技大会記念15円切手」
「議会開設80年記念15円切手」

1970年発行の記念切手では「一部の使用済み」「エラー切手」「初日カバー(FDC)」で価値が高いものが存在しますが、通常のバラ切手(未使用・使用済み)やシートでは額面以下での買取となる事がほとんどです。

日本万国博覧会記念切手

代表的な1970年発行の記念切手

1970年の記念切手の中で代表的なものとしては日本万国博覧会記念切手でしょう!1970年3月14日の第1次と1970年6月15日発行の第2次が存在し、共に額面は7円(発行枚数3500万枚)、15円(発行枚数3500万枚)、50円(発行枚数2000万枚)となっています。また、画像のような全3種が揃った小型シートも存在します。

1971年発行の記念切手一覧と買取相場

1971年(昭和46年)の記念切手一覧
「札幌オリンピック冬季大会15+5円切手」 「婦人参政25周年記念15円」
「日本郵便 国土緑化7円切手」 「郵便創業100年記念15円切手」
「日本郵便 第25回愛鳥週間15円切手」 「南極条約10周年記念15円切手」
「郵便番号切手 おたよりに郵便番号を」 「第13回世界ジャンボリー記念15円切手」
「調停制度創設50年記念15円切手」 「国際文通週間50円切手」
「天皇皇后両陛下御訪欧記念15円切手」 「第26回国民体育大会記念15円切手」
「戸籍制度100年記念15円切手」 「政府印刷事業百年記念15円切手」

1971年発行の記念切手では「一部の使用済み」「エラー切手」「初日カバー(FDC)」で価値が高いものが存在しますが、通常のバラ切手(未使用・使用済み)やシートでは殆どの切手で額面以下での買取になります。なお、ユニークな切手としては下記のようなものがあります。

札幌オリンピック冬季大会15+5円切手

札幌オリンピック冬季大会15+5円切手

1971年2月6日に発行された札幌冬季オリンピック募金切手です。図案はスキーとアイスホッケーの2つ、額面は15+5円となっており「+5円」の部分は寄付金(募金)の為、実際に使用できるのは「15円」部分のみでした。現在でも「15円」として使用できます。

 

郵便創業100年記念切手

郵便創業100年記念15円切手

1971年4月20日に発行された郵便創業100年記念15円切手です(個人的に図案が好きでコレクションしていた切手なので紹介させていただきます)。図案はポスト、郵便配達、鉄道郵便となっており発行枚数はどの図案も3800万枚、通常は額面以下での買取になるケースが殆どですが、ものすごい状態が良く、大蔵省印刷局製造などの銘版付きの場合、1枚200〜400円程度での買い取りになるケースもあります。

記念切手まとめ

昭和中期以降のバラ切手は価値が低いものが殆どですが、一部のエラー切手・使用済み切手などでお宝プレミアム切手が存在します。

実際、私の友人が買取業者に査定してもらった時に価値のないと思っていた使用済み切手が思いもよらぬ高額査定になった事があります。そのため、古切手の売却を検討中でしたら、初めに専門家に査定(鑑定)してもらうことをオススメします。