1953年に発行された記念切手の価値と買取相場

電燈75年記念10円切手の買取相場

中央電信局の開局式にて国内で初めての電灯が灯った年から75年を記念して発行された10円切手です(発行年月日は1953年3月25日)。図案はフランス製のアーク灯、発行枚数300万枚となっています。未使用バラ切手の買取価格は20円〜400円程度、20面シートは2500〜8000円程度が相場です。

第8回国民体育大会記念5円切手の買取相場

1953年10月22日に発行された第8回国体5円切手です。図案はラクビーと柔道、発行枚数は200万組、バラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は高くても150円程度が相場です。

ペアについては画像のような縦ペアと横ペアがあり、横ペアの方が価値が高いです。また、20面シートについては非常に状態が良いものだと1万円近くの買い取りになる事があります。

東京天文台創設75年記念切手の買取相場

1953年10月29日に発行された東京天文台75年記念10円切手です。図案は赤道儀ドーム(大赤道儀室)で、太陽黒点のスケッチ観測や天体の位置測定などに使用できる天文台となっています。

発行枚数300万枚でバラ切手(未使用)の買取価格は高くても800円程度が相場です。渡辺木版の東京特印FDC(初日カバー)は価値が高く1万円を超える買取が期待できます。また、20面シートについても価値が高く、状態が良ければ2万円を超える買取になることもあります。

記念切手の買取相場まとめ

いかがだったでしょうか？湿気の低い欧米保管品などで状態が非常に良いものでは買取価格がさらに高くなるケースもありますので、価値が気になる古切手がありましたら専門家に査定してもらうとよいでしょう！今回の記事が切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。