こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1960年(昭和35年)に発行された以下の記念切手の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

1960年(昭和35年)の記念切手一覧
尾崎記念館10円切手 奈良遷都1250年記念10円切手
日米修好通商百年記念切手 鳥類保護会議10円切手
国際放送25年10円切手 ハワイ移住75年記念10円切手
航空50年記念10円切手 第49回列国議会同盟会議記念切手
国際文通週間記念30円切手 岡山天体観測所記念10円切手
第15回国体記念切手 南極探検50年記念切手
議会開設70年記念切手

1960年の記念切手の価値と買取相場

尾崎記念会館竣工記念10円切手

尾崎記念会館竣工記念10円切手の買取相場

1960年2月25日に発行された日本郵便 尾崎記念会館竣工記念10円切手です。図案は尾崎と時計塔、発行枚数は800万枚、価値は低くバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は5円〜30円程度、20面シートの買取価格は100円〜200円程度となっています。

 

奈良遷都1250年記念10円切手

奈良遷都1250年記念10円切手の買取相場

1960年3月10日に発行された奈良遷都1250年記念10円切手です。図案は正倉院御物、発行枚数は1000万枚、価値は低くバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は5円〜30円程度、20面シートの買取価格は100円〜300円程度となっています。

 

日米修好通商100年記念切手

日米修好通商百年記念切手の買取相場

1960年5月17日に発行された日米修好通商100年記念切手です。額面は10円(発行枚数1000万枚)と30円(発行枚数700万枚)、図案は10円が咸臨丸、30円が大統領の引見です。価値が高いのは30円でバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は30円〜90円程度、20面シートの買取価格は600円〜1300円程度となっています。

なお、この切手では1960年9月27日に小型シートも発行されました。小型シートの発行枚数は50万枚、通常品の価値は高く無く、状態が悪いものでは数十円〜数百円での買取となっています(カタログ価格は比較的高いのですが実際には安価で取引されています)。価値が高いのは下記のような初日カバー(FDC)に小型シートが貼られたもので下記は2017年に12500円で取引されており高価買取が期待できます。

小型シート

 

第12回国際鳥類保護会議記念10円切手

第12回国際鳥類保護会議記念10円切手の買取相場

1960年5月24日に発行された第12回国際鳥類保護会議記念10円切手です。図案は天然記念物のトキ、発行枚数は800万枚、価値は低くバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は5円〜40円程度、20面シートの買取価格は100円〜300円程度となっています。

 

国際放送25年記念10円切手

国際放送25年記念10円切手の買取相場

1960年6月1日に発行された国際放送25年記念10円切手です。図案は地球と電波、発行枚数は800万枚、価値は低くバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は5円〜30円程度、20面シートの買取価格は100円〜200円程度となっています。

 

ハワイ官約移住75年記念10円切手

ハワイ官約移住75年記念10円切手の買取相場

1960年8月20日に発行されたハワイ官約移住75年記念10円切手です。図案はにじの架け橋、発行枚数は800万枚、価値は低くバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は5円〜40円程度、20面シートの買取価格は100円〜350円程度となっています。

 

航空50年記念10円切手

航空50年記念10円切手の買取相場

1960年9月20日に発行された航空50年記念10円切手です。図案は新旧の飛行機、発行枚数は800万枚、価値は低くバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は5円〜30円程度、20面シートの買取価格は100円〜200円程度となっています。

 

専門家がオススメする買取業者一覧と口コミ
 

お客様1

第49回列国議会同盟会議記念切手の買取相場

1960年9月27日に発行された第49回列国議会同盟会議記念切手です。額面は5円(発行枚数800万枚)と10円(発行枚数800万枚)、図案は5円が議会議席、10円が葛飾北斎の赤富士となっています。どちらも価値は高く無くバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は5円〜30円程度、20面シートの買取価格は100円〜250円程度となっています。

 

国際文通週間記念30円切手

国際文通週間記念30円切手の買取相場

1960年10月9日に発行された国際文通週間記念30円切手です。図案は歌川広重(安藤広重)の浦原、銘版は大蔵省印刷局製造、発行枚数は500万枚となっています。1960年に発行された記念切手の中で最も価値が高く、バラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は60円〜800円程度、20面シートの買取価格は2500円〜11500円程度となっています。銘版付きのバラ切手なども人気が高いです。

 

東京天文台岡山天体物理観測所開所記念10円切手

岡山天体観測所記念10円切手の買取相場

1960年10月19日に発行された東京天文台岡山天体物理観測所開所記念10円切手です。図案は岡山観測所、発行枚数800万枚、価値は低くバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は5円〜30円程度、20面シートの買取価格は100円〜200円程度となっています。

 

第15回国民体育大会記念5円切手

第15回国体記念切手の買取相場

1960年10月23日に発行された日本郵便 第15回国民体育大会記念5円切手です。図案は剣道と跳馬、発行枚数は800万組、バラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は5円〜50円程度、20面シートの買取価格は150円〜250円程度となっています。

 

白瀬中尉南極探検50年記念切手

白瀬中尉南極探検50年記念切手の買取相場

1960年11月29日に発行された白瀬中尉南極探検50年記念10円切手です。図案は白瀬中尉と南極地図、発行枚数は800万枚、価値は低くバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は5円〜40円程度、20面シートの買取価格は100円〜300円程度となっています。

 

議会開設70年記念切手

議会開設70年記念切手の買取相場

1960年12月24日に発行された議会開設70年記念切手です。額面は5円(発行枚数800万枚)と10円(発行枚数800万枚)、図案は5円が「議会堂と星」10円が「議会開院式」です。どちらも価値は高く無くバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は5円〜30円程度、20面シートの買取価格は100円〜280円程度となっています。

記念切手まとめ

昭和中期以降のバラ切手は価値が低いものが殆どですが、一部のエラー切手・使用済み切手などでお宝プレミアム切手が存在します。

実際、私の友人が買取業者に査定してもらった時に価値のないと思っていた使用済み切手が思いもよらぬ高額査定になった事があります。そのため、価値のわかりにくい古切手の売却を検討中でしたら、初めに専門家に査定(鑑定)してもらうことをオススメします。今回の記事が切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。