こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1957年(昭和32年)に発行された以下の記念切手の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

1957年(昭和32年)の記念切手一覧
国際連合加盟記念10円切手 国際地球観測年記念10円切手
原子炉竣工記念10円切手 第12回国民体育大会記念5円切手
小河内ダム竣工記念10円切手 製鉄百年記念10円切手

1957年の記念切手の価値と買取相場

国際連合加盟記念10円切手

国際連合加盟記念10円切手の買取相場

1957年3月8日に発行された日本郵便 国際連盟加盟記念10円切手です。図案は国連マーク、発行枚数500万枚、銘版は大蔵省印刷局製造、バラ切手(未使用と使用済み)の価値は低く買取価格は5円〜80円程度です。また、シートは20面となっており買取価格は200〜1000円程度が相場です。

 

国際地球観測年記念10円切手

国際地球観測年記念10円切手の買取相場

1957年7月1日に発行された国際地球観測年記念10円切手です。図案は日本の砕氷船「宗谷」と「ペンギン」が描かれています。発行枚数は600万枚となっており、バラ切手の買取価格は5円〜80円程度です。シートは20面で買取価格は200円〜900円程度が相場です。

 

原子炉竣工記念10円切手

原子炉竣工記念10円切手の買取相場

1957年9月18日に発行された原子炉竣工記念10円切手です。図案は原子炉で発行枚数は700万枚となっています。発行枚数が多く、現存数が多いことから価値は低く、バラ切手の買取価格は5円〜50円程度です。シートについては150円〜500円程度での買取となっています。

 

 

第12回国民体育大会記念5円切手

第12回国民体育大会記念5円切手の買取相場

静岡県で開催された第12回国民体育大会を記念して1957年10月26日に発行された記念切手です。図案は段違い平行棒とボクシング、発行枚数は600万組となっています。現存数が多いため、バラ切手の買取価格は5円〜80円程度、20面シートの買取価格は150円〜600円程度となっています。

 

小河内ダム竣工記念10円切手

小河内ダム竣工記念10円切手の買取相場

1957年11月26日に発行された小河内ダム竣工記念10円切手です。多摩川を小河内ダムによって堰き止めた事により現在の奥多摩湖ができました。発行枚数は800万枚となっておりこの年以前の記念切手の中では最も発行枚数が多くなっています。一般的なバラ切手やシートの価値は低く買取価格は「バラ切手=5円〜80円」「20面シート=150円〜500円」程度です。

なお、他の記念切手同様に使用済み切手では一部で価値が高いものが存在ます。画像は「縦書のロール印 岡山/32」で2013年に約8000円で取引されたものです。このような希少な使用済み切手の場合、5000円を超える買取が期待できます。

 

製鉄100年記念10円切手

製鉄100年記念10円切手の買取相場

1957年12月1日に発行された製鉄100年記念10円切手です。図案は新旧の溶鉱炉、発行枚数800万枚となっています。一般的なバラ切手やシートの価値は低く買取価格は「バラ切手=5円〜80円」「20面シート=150円〜400円」程度です。FDC(初日カバー)なども存在しますが価値が高いものは殆どありません。

記念切手まとめ

昭和中期以降のバラ切手は価値が低いものが殆どですが、一部のエラー切手・使用済み切手などでお宝プレミアム切手が存在します。

実際、私の友人が買取業者に査定してもらった時に価値のないと思っていた使用済み切手が思いもよらぬ高額査定になった事があります。そのため、価値のわかりにくい古切手の売却を検討中でしたら、初めに専門家に査定(鑑定)してもらうことをオススメします。今回の記事が切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。