こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は第2次国立公園切手(雲仙天草・白山)の価値と買取価格について記載して行きたいと思います。
第2次雲仙天草国立公園切手の買取相場
画像は1963年2月15日(昭和38年)に発行された仙天草国立公園切手です。額面は5円(普賢岳)と10円(天草松島)となっており発行枚数は1000万枚、カタログ価格は下記のようになっております。
5円切手のカタログ価格
詳細 | 価格 |
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未使用 | 40円 |
使用済み | 40円 |
10円切手のカタログ価格
詳細 | 価格 |
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未使用 | 50円 |
使用済み | 40円 |
通常の未使用バラ切手(単片切手)については価値は低く、業者による買取価格は額面程度が相場となっております。価値があるものは以下の通りで、切手解説書については数百円での買取が期待できます。
切手解説書の価値
画像は全日本郵便切手普及協会の切手解説書です。切手解説書はコレクターがいるため骨董(アンティーク)としての価値があります。実勢価格(業者が販売し市場で取引された値段)は500円〜2000円程度となっており、保管状態や売却時期が良ければ数百円での買取も期待できます。
シートの価値
画像は雲仙天草国立公園切手のシートです。シートは20枚で構成され合計額面はそれぞれ「5円×20枚=100円」「10円×20枚=200円」となっています。価値は低くなっており、業者による買取価格は1シート300円以下が相場です。
第2次白山国立公園切手の買取相場
画像は1963年3月1日に発行された日本郵便 白山国立公園切手です。額面は5円(翠ヶ池)と10円(白山連峰)となっており、発行枚数は1000万枚、カタログ価格は下記のようになっております。
5円切手のカタログ価格
詳細 | 価格 |
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未使用 | 40円 |
使用済み | 40円 |
10円切手のカタログ価格
詳細 | 価格 |
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未使用 | 50円 |
使用済み | 40円 |
こちらについても通常のバラ切手は価値が低く、買取価格は額面程度が相場ですが、初日カバー(FDC)や切手解説書で価値が高くなっています。
みほん切手の価値
白山国立公園切手でも他の国立公園切手と同様に「みほん切手」が存在します。通常の未使用切手に比べると現存数は少ないですが、価値はそれほど高くなく、業者による買取価格は10円から50円程度が相場となっております。
初日カバーの価値
画像は元郵政技官切手原画家の渡辺三郎肉筆の初日カバー(FDC)です。渡辺三郎肉筆の初日カバーは人気が高く稀少なため、2018年に実勢価格1万円で取引されました。そのため、同様のものをお持ちでしたら5,000円を超える高価買取が期待できます。
切手解説書の価値
白山国立公園切手でも画像のような切手解説書が存在します。実勢価格は500円から4000円程度となっており、保管状態や売却時期が良ければ500円を超えるような買取になることもあります。
第2次国立公園切手(雲仙天草・白山)まとめ
いかがだったでしょうか?第2次国立公園切手(雲仙天草・白山)は戦後に発行されたものなので価値はそれほど高くありません。しかし、一部の初日カバー(FDC)で価値が高くなっており、高価買取が期待できます。今回の記事が古切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。