こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1963年(昭和38年)に発行された磐梯朝日国立公園切手と瀬戸内海国立公園切手の価値と買取価格について記載して行きたいと思います。

磐梯朝日国立公園切手の買取価格

磐梯朝日国立公園切手

磐梯朝日国立公園切手は戦後の1952年に発行された第1次国立公園シリーズと1963年5月25日に発行された第2次国立公園シリーズが存在します。

第2次の額面は5円(以東岳)と10円(磐梯山)となっており発行枚数は各1100万枚、カタログ価格は下記のようになっております。

詳細 価格
未使用 40円
使用済み 40円
詳細 価格
未使用 50円
使用済み 40円

通常の未使用バラ切手(単片切手)やシートについてはカタログ価格と同様に価値は低く、業者による買取価格は額面程度が相場となっております。価値があるものは以下の通りで、一部の初日カバーでは2万円を超える買取になる事もあります。

冨士秋跡 肉筆FDC

冨士秋跡 肉筆FDCの価値

画像は冨士秋跡の肉筆FDC(初日カバー)です。価値は非常に高くなっており、2019年に実勢価格(業者が販売し市場で取引された値段)3万円で取引されています。そのため、保管状態や売却時期が良ければ2万円を超えるような買取になる事もあります。

瀬戸内海国立公園切手の買取価格

1963年の瀬戸内海国立公園切手

瀬戸内海国立公園切手でも1939年4月20日(昭和14年4月20日)に発行された第1次瀬戸内海国立公園10銭・20銭切手と1963年8月20日(昭和38年8月20日)に発行された第2次が存在します。

第2次の額面は5円(鷲羽山)と10円(鳴門の渦潮)となっており発行枚数は各1400万枚、カタログ価格は下記のようになっております。

詳細 価格
未使用 40円
使用済み 30円
詳細 価格
未使用 50円
使用済み 30円

こちらも通常の未使用切手や未使用シートの価値は高くなく、業者による買取価格は額面前後が相場です。

使用済み切手については買取不可〜数円での買取になることが一般的ですが、和文機械印の満月印など珍しい消印のものは骨董(アンティーク)としての価値があり100円程度での買取になる事もあります。今回の記事が古切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。