こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1965年(昭和40年)に発行された上信越高原国立公園切手と知床国立公園切手の価値と買取価格について記載して行きたいと思います。

通常のバラ切手やシートの価値は高くありませんが一部のFDC(初日カバー)やエラー切手で高価買取が期待できます。

第2次上信越高原国立公園切手の買取価格

第2次上信越高原国立公園切手

上信越高原国立公園切手は1954年6月25日に発行された第1次と1965年3月15日(昭和40年3月15日)に発行された第2次が存在します。

第2次の額面は5円(清津峡)と10円(野尻湖)となっており発行枚数は2500万枚と2400万枚、カタログ価格は下記のようになっております。

詳細 価格
未使用 40円
使用済み 30円
詳細 価格
未使用 50円
使用済み 30円

通常の未使用バラ切手(単片切手)やシートについてはカタログ価格と同様に価値は低く、業者による買取価格は額面程度となっていますが、解説書などは骨董としての価値があり、数百円程度での買取になることがあります。

解説書

解説書の価値

画像は郵政省から発行された第2次国立公園シリーズ上信越高原切手の解説書です。実勢価格(業者が販売し市場で取引された値段)は500円から2000円程度となっており、保管状態や売却時期が良ければ数百円での買取も期待できます。

 

みほん切手

みほん切手の価値

画像は野尻湖が描かれた上信越高原10円みほん切手です。みほん切手は通常の未使用単片切手に比べると珍しいものですが、価値は高くなく、業者による買取価格は額面程度が相場です。

 

初日カバー

初日カバーの価値

初日カバー(FDC)は大半のもので価値が低く、業者による買取価格は100円以下のものが殆どです。画像は富士秋跡肉筆版のFDCとなっており、2016年に実勢価格約2万円で取引されています。そのため画像のような希少なFDCは1万円を超える買取になる事もあります。

第2次知床国立公園切手の買取価格

第2次知床国立公園切手

画像は1965年11月15日(昭和40年11月15日)に発行された知床国立公園切手です。額面は5円(硫黄山)と10円(羅臼岳)となっており発行枚数は2550万枚と2500万枚、カタログ価格は下記のようになっております。

詳細 価格
未使用 40円
使用済み 30円
詳細 価格
未使用 50円
使用済み 30円

こちらも通常の未使用切手や未使用シートの価値は高くなく、業者による買取価格は額面前後が相場ですが一部のFDCやエラー切手で価値が非常に高くなっております。

目打ちエラーの知床国立公園切手

エラー切手の価値

知床国立公園切手では画像のような目打ちエラーが何点か発見されています。実勢価格(業者が販売し市場で取引された値段)は2.5万円〜4万円程度となっており、数万円での買取も期待できます。

 

冨士秋跡 肉筆FDC

冨士秋跡 肉筆版FDCの価値

画像は冨士秋跡 肉筆版FDC(初日カバー)です。冨士秋跡 肉筆版FDCは価値が高く実勢価格3〜4万円前後で何度か取引されています。そのため、エラー切手と同様に数万円での買取が期待できます。