こんにちは切手の買取り売却査定ナビです。今回は1951年に発行された十和田国立公園切手の価値と買取相場について記載していきたいと思います。十和田国立公園切手では14円・24円切手の発行枚数が少なく、買取価格が高くなっています。

十和田国立公園切手の価値

十和田国立公園切手

1951年7月20日に発行された日本郵便 十和田国立公園切手です。額面は「2円(発行枚数300万枚)・8円(発行枚数300万枚)・14円(発行枚数50万枚)・24円(発行枚数50万枚)」図案は「おいらせ(2円)・十和田湖(8円)・観湖台より(14円)・八甲田連峰(24円)」カタログ価格は下記の通りです。

詳細 価格
未使用 450円
使用済み 200円
20面シート 1万円
詳細 価格
未使用 1500円
使用済み 400円
20面シート 3.5万円
詳細 価格
未使用 2000円
使用済み 1700円
20面シート 4.5万円
詳細 価格
未使用 2500円
使用済み 1700円
20面シート 6.5万円

業者による買取価格

実勢価格(実際に市場で取引される値段)はカタログ価格よりも安くなっており、業者による買い取り価格はカタログ価格の1/6〜1/3程度の価格帯が相場です。価値がもっとも高いのは「八甲田連峰24.00円切手」で20面シートは下記のような金額で取引されております。

実勢価格 買取相場
1.4〜3.8万円 0.8〜3万円

その他価値が高いものとしては「小型シート」「一部の使用済み切手」「みほん切手」「一部の初日カバー(FDC)」「エラー切手」などがあり、1万円を超える買取価格になる使用済み切手も多数存在します。

小型シートの価値

小型シートの価値

国立公園シリーズでは1938年に発行された日光国立公園切手以降、小型シートが発行されています。通常の小型シートの価値はそこまで高くなく、業者による買取価格は数百円〜数千円程度が相場です。価値が高いのはエラー小型シート(画像の品は目打ちエラー)で、画像の品は2015年に約5万円で取引されました。同様のエラー小型シートは少なくとも数万円での買取が期待できます。

 

お客様1

価値の高い使用済み切手

通常の使用済み切手は未使用切手に比べると価値が低くなっていますが例外的に「珍しい消印のある切手」や「綺麗な消印のある切手(満月印など)」は価値が高いです。画像は欧文ローラーでKOJIMACHIと書かれた消印があります。価値が高く2014年に8500円で取引されました。今回の記事が古切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。