こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は昭和36年〜発行された第3次動植物国宝図案切手(第2次円単位切手)「能面70円」「ヤマドリ80円」「風神90円」「丹頂鶴(タンチョウヅル)100円」「中尊寺けまん(迦陵頻伽)120円」の価値と相場について記載していきたいと思います。
第2次円単位 能面70円切手の価値
昭和40年8月20日に発行された能面「増女」70円切手です(画像はみほん切手)。一般的な「未使用」や「使用済み」の価値は高くなく、カタログ価格は下記の通りとなっています。
未使用 | 使用済み |
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350円 | 30円 |
高額で取引されているのは100面シートで、100面シートは2008年〜2010年頃は2〜3万円程度の金額で取引されていましたが2018年現在は1〜1.5万円程度が相場となっています。
第2次円単位 やまどり80円切手の価値
昭和40年(1965年)12月1日に発行された第3次動植物国宝図案切手(第2次円単位切手)やまどり80円です。こちらも能面70円同様に価値は低くカタログ価格は下記のようになっております。
未使用 | 使用済み |
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200円 | 30円 |
第2次円単位 風神90円切手の価値
昭和37年(1962年)7月2日に発行された第3次動植物国宝図案切手(第2次円単位切手)緑風神90円です。希少性が高く未使用のカタログ価格は比較的高くなっています。
未使用 | 使用済み |
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4500円 | 80円 |
価値が高いのは100面シートで状態が良いものだと30万円を超える値段で取引される事があります。また、大蔵省印刷局製造の銘板付も人気が高く、取引価格は1万円を超えることもあります。
第2次円単位 タンチョウヅル100円切手の価値
昭和38年(1963年)7月25日に発行された丹頂鶴100円切手です(画像は大蔵省印刷局製造の銘版付)。「白抜き」「白点」「赤ボタ点」などの定常変種が多数知られていますが一般的な「未使用」と価値に大きな違いはありません。カタログ価格は下記の通りとなっており、実勢価格(実際に市場で取引される金額)はカタログ価格の半値程度です。
未使用 | 使用済み |
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2000円 | 30円 |
第2次円単位 中尊寺 迦陵頻伽120円切手の価値
昭和37年11月1日に発行された紫中尊寺けまん 迦陵頻伽120円切手です(画像は大蔵省印刷局製造の銘版付)。この切手より後期に発行される第1次ローマ字入りの中尊寺けまん 迦陵頻伽120円では刷色がオレンジ色となりローマ字のNIPPONの銘が入っています。
第2次円単位切手の中では最高額面となっておりカタログ価格は下記の通りです。
未使用 | 使用済み |
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2500円 | 70円 |
私が調べた価値の高い迦陵頻伽120円切手
私が調べた中で価値が高かったのは100面シートで100面シートは8〜10万円程度の金額で取引されております。なお、一般的な「未使用」はカタログ価格の1/3〜1/2程度が相場、見本(みほん)切手も存在しますが通常の「未使用切手」とほぼ同じ金額で取引されています。
普通切手の買取まとめ
いかがだったでしょうか?第3次動植物国宝図案切手(第2次円単位切手)になると希少なものは少なくなりますがエラー切手などでは高額査定が期待できます。今回の記事が切手の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。