馬と文化シリーズ

こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1990年から1991年にかけて発行された馬と文化シリーズの価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

馬と文化シリーズの価値と買取相場

馬と文化シリーズ切手一覧
第1集 厩図屏風62円 第1集 山口華楊・仔馬62円
第2集 芦穂蒔絵鞍62円 第2集 芦穂蒔絵鎧62円
第2集 西山翆嶂・馬62円 第3集 賀茂競馬文様小袖62円
第3集 佐々木象堂62円 第4集 郵便現業絵巻・郵便物運送馬車62円
 第4集 尾形光琳・佐野渡硯箱62円 第5集 富嶽三十六景・武州千住図62円
第5集 西郷孤月・春暖62円

馬と文化シリーズ切手は1990年6月20日(第1集[厩図屏風と山口華楊・仔馬] )〜1991年2月28日(第5集[富嶽三十六景・武州千住図と西郷孤月・春暖])にかけて発行されました。

額面は全て62円で発行枚数は各1000〜3000万枚となっています。発行枚数、現存数が多いため骨董品(アンティーク)としての価値は低く、通常のバラ切手(未使用)やシートの買取価格は「額面の7割〜額面程度」が相場です。

みほん切手

みほん切手の価値

画像は賀茂競馬文様小袖が描かれた、銘板付(大蔵省印刷局製造)みほん切手です。ふるさと切手のみほん切手は価値が高く、額面を大幅に超える買取になる事があります。

しかし、近年発行された特殊切手(シリーズ切手)のみほん切手は価値が低く、バラみほん切手の買取価格は数円から数十円が相場です。

 

使用済み切手

使用済み切手の価値

画像は1991年1月31日に発行された第4集 郵便現業絵巻・郵便物運送馬車62円切手です。使用済み切手は通常、価値が低く、業者による買取価格は0円から10円程度が相場となっています。

しかし、珍しい和欧機械印や満月印などになると価値が上がり数十円から百円程度での買取になることもあります。

 

初日カバーメダルコレクション

純銀メダル(メダルコレクション)の価値

馬と文化シリーズでは画像のような初日カバーメダルコレクションが発売されています。銀メダルは直径45mmで重量45g、合計10点同封されています。

販売数は僅か900セットのため市場に出てくることは殆どありません。私が知る限り過去10年で6回ほどの取引があり、実勢価格(業者が販売し市場で取引された値段)は2〜4万円程度、買取価格は1〜2.5万円程度が相場です。

 

切手シート

シートの価値

馬と文化シリーズの切手シートは全て20面で構成されています。第1集〜第5集で価値に大きな違いはなく、シートの実勢価格は額面前後、業者による買取価格は「額面の7割〜額面程度」が相場です。

馬と文化シリーズ切手まとめ

厩図屏風

いかがだったでしょうか?馬と文化シリーズ切手では通常の未使用切手やシートは額面程度の価値しかありませんが、900セット限定で販売された純銀メダル付き初日カバー(FDC)については保管状態が良ければ2万円を超えるような金額での買取も期待できます。今回の記事が切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。