四季の花シリーズ切手

こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1993年から1994年にかけて発行された四季の花シリーズ切手の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

四季の花シリーズ切手の価値と買取相場

四季の花シリーズ切手一覧
芥子・芳中41円切手 桜・抱一62円切手
百合・其一41円切手 薊・始興62円切手
桔梗・光琳41円切手 菊・其一62円切手
梅・光琳50円切手 寒椿・抱一80円切手

四季の花シリーズ切手は1993年3月12日(第1集芥子・芳中41円切手 桜・抱一62円切手)から1993年5月25日(第4集梅・光琳50円切手 寒椿・抱一80円切手)にかけて発行されました。

切手の額面は1994年の第4集から変更となり41円・50円・62円・80円の4種類が存在します。発行枚数、現存数が多いため骨董品(アンティーク)としての価値は低く、通常のバラ切手(未使用)やシートの買取価格は「額面の7割〜額面程度」が相場です。

切手帳

四季の花シリーズの切手帳

四季の花シリーズでは画像のような郵政省発行の切手帳が存在します(内容は下記の通り)。珍しいものですが価値はそれほど高くなく、実勢価格(業者が販売し市場で取引された値段)は500円〜2000円程度、買取価格は200円〜800円程度が相場となっています。

  • 第1集: 扇面貼付屏風の芥子(中村芳中)  1993-03-12 41円
  • 第1集: 雪月花図の桜(酒井抱一) 1993-03-12 62円
  • 第2集: 夏秋渓流花木図屏風の百合(鈴木其一) 1993-06-18 41円
  • 第2集: 四季花木図屏風の薊(渡辺始興) 1993-06-18 62円
  • 第3集: 桔梗図(尾形光琳)  1993-09-16 41円
  • 第3集: 双鶴春秋花卉図の菊(鈴木其一)  1993-09-16 62円
  • 第4集: 扇面貼付屏風の梅(尾形光琳) 1994-01-28 50円
  • 第4集: 寒椿図(酒井抱一) 1994-01-28 80円

 

シート

シートについて

四季の花シリーズのシートは全て画像のように20枚で構成されています。実勢価格は額面前後が相場となっており、業者による買取価格は額面以下になってしまう事が一般的です。

 

使用済み切手

使用済み切手について

近年発行された物の使用済み切手については通常「買取価格=0円から数十円」が相場となっています。しかし、珍しい消印のものや満月印(切手の真ん中に押印され、局・支店名や日付などが読める状態の消印)になると価値が上がり100円を超える買取になる使用済み切手も存在します。

四季の花シリーズまとめ

いかがだったでしょうか?四季の花シリーズでは「水辺の鳥シリーズ」や「歌舞伎シリーズ」などと同様に松本徽章工業株式会社からメダルセットが販売されていますが、私が知る限り市場で取引された事が無く市場価格はわかりませんでした。

通常のバラ切手やシートの買取価格は高くありませんが、保管状態が良ければ額面程度で換金する事ができますので売却をご希望でしたら専門家に査定してもらうと良いでしょう。今回の記事が切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。