こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は「琉球大学開校記念切手の価値ってどれくらいだろう?」という疑問を持っている方向けの記事を作成させて頂きます。

琉球大学開校記念切手の額面は3円(3.00円)ですが買取価格は高く、50面シートになると20万円を超えるような査定価格になることもあります。

琉球大学開校記念切手とは

琉球大学開校記念切手

1951年2月12日(昭和26年2月12日)に発行された琉球大学開校記念3円切手です(画像は左が通常、右がシルエットの左屋根に雲模様が描かれた定常変種)。カタログ価格などは下記のようになっており戦後の切手としては価値が高いです。

事項 説明
図案 琉球大学本館
発行枚数 50万枚
銘版 印刷庁製造
種類 カタログ価格
未使用バラ 1.1万円
使用済みバラ 0.5万円
50枚シート 60万円

実勢価格と買取相場

実勢価格(実際に市場で取引される値段)はカタログ価格ほど高くなく、業者による買取相場は下記のようになっています(2014年〜2018年の取引データから最高取引価格を抽出)。

種類 実勢価格 買取相場
未使用バラ 〜0.4万円 〜0.3万円
使用済みバラ 〜0.2万円 〜0.1万円
銘版付き田型 〜2万円 〜1.6万円
50枚シート 〜34万円 〜31万円

その他、価値が高いものとしてはFDC(初日カバー)やプルーフ、定常変種などがあり、下記のように買取価格が高くなっています。

定常変種とは定常変種は切手印刷時に印刷版に異物等が付着し、印版版の汚れがそのまま切手に印刷されることによって発生します。琉球大学開校記念切手では4種類の定常変種が確認されています。

プルーフ切手

プルーフ切手の買取相場

プルーフ切手とは画像のように目打ちの無い切手のことです。市場ではバラだとしても4.5万円〜10万円の金額で取引されており、本物ならば3.5万円〜9万円程度での買取が期待できます。

 

初日カバー

FDCの買取相場

琉球大学開校記念切手のFDCは市場にて0.3〜1.5万円程度の金額で取引されています。貼ってある切手に定常変種が混ざっていると買取価格が上がる可能性があります。

琉球切手まとめ

琉球大学開校切手は通常の未使用バラ切手でも数千円での買取になる事があります。シートやプルーフは非常に価値があり、買取価格も高くなっていますが中には贋作(偽物)も存在するので注意が必要です。今回の記事が古切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。