こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1952年(昭和27年)に発行された以下の記念切手の価値と買取相場についてまとめさせて頂きました。戦後の切手ということもあり通常のバラ切手の買取価格はあまり高くありませんが一部の「使用済み切手」や「FDC(初日カバー)」「エラー切手」では価値が高くなっています。
1952年(昭和27年)の記念切手一覧 | |
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「UPU加入75年記念切手」 | 「日本赤十字創立75年記念切手」 |
「東京大学75年記念切手」 | 「第7回国体記念切手」 |
「立太子礼5円・10円切手」 | 「立太子礼24円切手」 |
1952年の記念切手の価値と買取相場
日本赤十字社創立75年記念切手の買取相場
1952年5月1日に発行された日本赤十字社創立75年記念切手です。額面は5円(発行枚数300万枚)と10円(発行枚数300万枚)、図案は「赤十字とゆり(5円切手)」「日赤看護師(10円切手)」、通常の未使用バラ切手の買取相場は「5円切手=10円〜250円程度」「10円切手=40円〜700円程度」となっております。
20面シートについては価値が高く、10円切手の20面シートは状態が良ければ2万円を超える買取も期待できます。
東京大学創立75年記念10円切手の買取相場
1952年10月1日に発行された日本郵便 東京大学創立七十五年記念切手です。図案は東京大学安田講堂、発行枚数300万枚、未使用バラ切手の買取価格は100円〜1600円程度、20面シートは1〜3万円程度が相場となっています。
第7回国民体育大会記念5円切手の買取相場
1952年10月18日に発行された第7回国民体育大会記念5円切手です。図案は山岳競技とレスリング、バラ切手の買取価格は高くても100円程度が相場です。ペアについては画像のような縦ペアと横ペアがあり、横ペアの方が価値が高くなっています。
20面シートについては2013〜2014年頃は1.5万円を超えるような買取になることがありましたが最近では価値が落ちており1万円を超える買取になることは殆どありません。
立太子礼記念切手の買取相場
1952年(昭和二十七年)11月10日に発行された日本郵便 立太子礼5円切手と10円切手です。発行枚数はどちらも500万枚で図案はきりんと菊花、バラ切手の買取価格は額面〜数十円程度となっており価値は高くありません。
立太子礼記念24円切手の買取相場
先ほどの5円切手10円切手と同時に発行された立太子礼記念24年切手です。図案は皇太子旗、発行枚数100万枚となっており、バラ切手の買取価格は50円〜400円程度、20面シートの買取価格は0.5〜3万円程度が相場です。なお、立太子礼記念切手では無目打ち切手3種が掲載された小型シートも存在し、小型シートでは未使用よりも使用済みの方が価値が高くなっています。
切手の買取相場まとめ
いかがだったでしょうか?記念切手では1952年の日赤創立75年切手から銭単位(銭位)がなくなり円単位(円位)のみの表記となりました。戦後の切手ですがシートなどでは高額査定が期待できます。今回の記事が切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。