こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1951年(昭和26年)に発行された記念切手「郵便創始80年記念小型シート」「児童憲章制定記念切手」「平和条約記念切手」「第6回国体記念切手」の価値と買取相場について記載していきたいと思います。
戦後の切手ということもあり通常のバラ切手の買取価格は高いものが少ないですが一部の「使用済み切手」や「FDC(初日カバー)」「エラー切手」では価値が高くなっています。
郵便創始80周年記念小型シートの買取相場
1951年4月14日に発行された郵便創始八十周年記念小型シートです。図案は昭和すかしなし(第1次動植物国宝図案)の前島密1円が採用されており、4枚組み合わせたデザインで発行されました。寸法87mm×65mmで発行枚数100万枚、カタログ価格は下記のようになっております。
カタログ価格
詳細 | 価格 |
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未使用 | 4500円 |
使用済み | 4500円 |
買取相場
実勢価格(実際に市場で取引される値段)はカタログ価格ほど高くなく「エラー」や「珍しい消印」の小型シート以外は1500円程度が買取価格の上限となっています。
児童憲章制定記念8円切手の買取相場
1951年5月5日に発行された日本郵便 児童憲章制定記念8.00円切手です。図案は児童と双葉、発行枚数300万枚となっておりカタログ価格は下記の通りです。
カタログ価格
詳細 | 価格 |
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未使用 | 5000円 |
使用済み | 1100円 |
20面シート | 13万円 |
買取相場
実勢価格(実際に市場で取引される値段)はカタログ価格より安く、通常のバラ切手(未使用や使用済み)の買取価格は100円〜1500円程度、30面シートの買取価格は0.7万円〜4万円程度となっております。
平和条約調印記念切手の買取相場
1951年9月9日に発行された平和条約調印記念切手です。額面は2円(発行枚数300万枚)・8円(発行枚数500万枚)・24円(発行枚数500万枚)、図案は2.00円と24.00円が菊の花、8.00円が国旗となっています。
2.00円のカタログ価格
詳細 | 価格 |
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未使用 | 400円 |
使用済み | 250円 |
20面シート | 1万円 |
8.00円のカタログ価格
詳細 | 価格 |
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未使用 | 1300円 |
使用済み | 600円 |
20面シート | 3.2万円 |
24.00円のカタログ価格
詳細 | 価格 |
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未使用 | 4000円 |
使用済み | 2000円 |
20面シート | 8.5万円 |
買取相場
実勢価格はカタログ価格よりも安く、2円と8円のバラ切手は発行枚数が多いことから買取価格は数十円〜数百円と安くなっています。24円切手の20面シートは状態が良ければ3万円を超える買取になることもあります。
第6回国体記念切手の買取相場
1951年10月27日に発行された日本郵便 第六回国民体育大会記念2円切手です。図案は砲丸投げとホッケー、発行枚数は200万組、印刷色は赤茶色と藍色、カタログ価格は下記の通りです。
カタログ価格
詳細 | 価格 |
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未使用 | 700円 |
使用済み | 600円 |
20面シート | 1.6万円 |
買取相場
実勢価格(実際に市場で取引される値段)はカタログ価格より安く、通常のバラ切手(未使用や使用済み)の買取価格は10円〜60円程度、20面シートの買取価格は800円〜5000円程度となっております。
切手の買取相場まとめ
いかがだったでしょうか?欧米保管など非常に状態の良いものでは買取価格がさらに高くなるケースもありますので、価値が気になる古切手がありましたら専門家に査定してもらうとよいでしょう!今回の記事が切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。