日本の歌シリーズ切手一覧

こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1979年から1981年にかけて発行された日本の歌シリーズ18種の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

このシリーズは昭和54年8月から昭和56年3月までの2年間にわたって毎回2種ずつ発行されました。図案は古くから国民に親しまれてきた童謡、唱歌を絵で表現された物が採用されており、日本初の音楽切手としても有名です。

日本の歌シリーズ切手一覧

日本の歌シリーズ切手一覧
第1集 荒城の月50円切手 夕焼け小焼け50円切手
第2集 もみじ50円切手 ふるさと50円切手
第3集 冬げしき50円切手 ふじ山50円切手
第4集 春の小川50円切手 さくらさくら50円切手
第5集 うみ50円切手 おぼろ月夜50円切手
第6集 日のまる50円切手 夏の思い出50円切手
第7集 赤とんぼ50円切手 浜辺の歌50円切手
第8集 子もり歌60円切手 椰子の実60円切手
第9集 春がきた60円切手 花60円切手

1979年8月24日に発行された日本の歌シリーズ第1集から1981年3月10日に発行された第9集は上記のとおりとなっています。デザインの美しい切手ですが各切手の発行枚数は2600〜2800万枚と多くなっており、現時点で骨董品(アンティーク)としての価値はありません。

そのため、通常の未使用バラ切手やシートについては業者による「買取価格=額面の8割〜額面程度」が相場となっております。

20面シート

シートの価値

日本の歌シリーズのシートは画像のように20枚から構成されています(画像は夕やけこやけ50円切手のシート)。額面は合計1000円〜1200円となっており、業者による販売価格や実勢価格(実際に市場で取引される値段)は1000円〜1500円程度が相場です。そのため、エラー切手のシートなど希少なもの以外は「買取価格=額面前後」となっています。

 

カラーマーク付き

カラーマーク付きや銘版付きの価値

カラーマーク(CM)付きは能面70円切手など昭和中期くらいまでの切手だと価値がありますが昭和後期以降のカラーマーク付きは価値が低い事がほとんどです。

日本の歌シリーズではカラーマーク付きのバラ切手だとしても買取価格が上がることは殆どありません。

日本の歌シリーズの買取相場まとめ

いかがだったでしょうか?日本の歌シリーズは近年発行された特殊切手なので通常の未使用や使用済み、シートなどは価値が高くありません。しかし、一部の珍しい消印のある使用済み切手やエラー切手では価値が高く1枚数百円から数千円の買取になるものも存在します。今回の記事が切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。