こんにちは切手の買取り売却査定ナビです。今回は熊本・長野逓信展と四国切手展小型シートの価値と買取相場について記載していきたいと思います。全体的に価値が高く「一部のFDC」や「みほんシート」では高価買い取りが期待できます。

熊本逓信展覧会記念シートの価値

熊本逓信展覧会記念シート

1948年9月20日(昭和23年9月20日)に発行された熊本逓信展(明るい逓信展覧会記念)小型シートです。銘版は印刷局製造、合計額面は10円60銭、切手の図案は新昭和切手数字1円50銭数字3円80銭が採用されています。発行枚数は15万枚と少なくカタログ価格は下記のようになっております。

未使用 使用済み
6000円 6000円

実勢価格と買取価格

通常の未使用や使用済みについてはカタログ価格ほど高額で取引される事はなく、実勢価格(実際に市場で取引される価格)=[200円〜3000円程度]、買取価格=[100円〜1800円程度]となっています。価値が高いのは下記の通りで1万円を超える買取りが期待できます。

FDC

価値の高いFDC

FDC(初日カバー)の中で価値が高いのは川瀬巴水画のFDCです。市場では4〜5万円で取引されており数万円での買取りが期待できる逸品です。

 

みほん

みほん小型シート

熊本逓信展覧会小型シートではみほん切手が印刷されたものが存在します。市場では7000円〜9000円程度の金額で取引されています。

長野逓信文化展覧会記念シートの価値

長野逓信文化展覧会記念シート

昭和23年10月16日に発行された長野逓信展(われらの逓信文化展覧会記念)小型シートです。額面は15円、切手は産業図案切手の紡績女工15.00円が採用されています。寸法は先ほどの熊本逓信展シートと同様で115mm×71mm、発行枚数15万枚と少なく、カタログ価格は下記のようになっております。

未使用 使用済み
8000円 8000円

実勢価格と買取価格

通常の未使用や使用済みについてはカタログ価格ほど高額で取引される事はなく、実勢価格(実際に市場で取引される価格)=[300円〜5000円程度]、買取価格=[150円〜3000円程度]となっています。

なお、こちらの長野逓信展小型シートでも「川瀬巴水画のFDC」や「みほん」が存在し実勢価格が高いため高価買取が期待できます。

四国切手展覧会記念シートの価値

四国切手展覧会記念

昭和23年11月2日に発行された四国切手展覧会記念小型ーシートです。額面は合計10円で、切手は産業図案切手の炭鉱夫5.00円が採用されています。発行枚数15万枚、カタログ価格は下記の通りです。

未使用 使用済み
10000円 10000円

実勢価格と買取相場

通常の未使用や使用済みについてはカタログ価格ほど高額で取引される事はなく、実勢価格(実際に市場で取引される価格)=[400円〜5500円程度]、買取価格=[200円〜3000円程度]となっています。

他の小型シート同様、一部の「FDC」や「みほんシート」「使用済みシート」で価値が高くなっており1万円を超える買取になるものも存在します。今回の記事が小型シートの売却や換金の参考になりましたら幸いです。