こんにちは切手の買取馬脚査定ナビです。今回は1966年〜1967年(昭和41年〜昭和42年)にかけて発行された魚介シリーズ切手と名園シリーズ切手の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

魚介シリーズの価値と買取相場

日本郵便(NIPPON)魚介シリーズ切手

魚介シリーズ切手一覧
いえせび10円切手 こい10円切手
まだい10円切手 かつお10円切手
あゆ10円切手 うなぎ10円切手
まさば15円切手 さけ15円切手
ぶり15円切手 とらふぐ15円切手
するめいか15円切手 さざえ円切手

1966年1月31日〜1967年7月25日にかけて発行された日本郵便 魚介シリーズ切手です。図案は上記の通りで発行枚数は各2400万枚〜3000万枚となっています。骨董品(アンティーク)としての価値は低く、通常のバラ切手(未使用・使用済み)や20面シートでは殆どの切手で額面以下での買取になります。

一方、下記のような一部のFDC(初日カバー)や解説書はプレミアムの価値がついており高額査定・高額買取が期待できます。

FDC

うなぎ15円切手が貼られた初日カバー

画像はカバースタジオ 第127回頒布の初日カバーです。価値が高く、他の魚介シリーズ切手が貼られたものでも市場にて5000円前後の金額で取引されております。業者による買取価格は2000円〜4000円程度が相場です。

 

解説書

全日本郵便切手普及協会の解説書

画像は全日本郵便切手普及協会発行の特殊切手解説書(切手は「まさば15円切手」)です。解説書は人気が高く市場では2000円〜4500円程度の金額で取引されております。そのため1000円以上での買い取りも十分期待できます。

名園シリーズ切手の価値と買取相場

名園シリーズ

1966年2月25日〜1967年月25日にかけて発行された日本郵便 名園シリーズ切手です。図案・額面・発行枚数は下記の通りです。

図案 偕楽園
額面 10円
発行枚数 2400万枚
図案 後楽園
額面 15円
発行枚数 2200万枚
図案 兼六園
額面 15円
発行枚数 2200万枚

骨董品(アンティーク)としての価値は低く、通常のバラ切手(未使用・使用済み)や20面シートでは額面前後での買取になることが殆どですが、下記のようなFDC(初日カバー)で高額買取が期待できるものが存在します。

初日カバー

価値の高い初日カバー

画像は冨士秋跡 肉筆の初日カバー(FDC)です。価値・人気共に高く市場では3万円を超える金額で取引されることもあります。冨士秋跡以外に瀬戸口四味会肉筆版も価値が高いです。

シリーズ切手の買取相場まとめ

昭和中期以降のバラ切手は価値が低いものが殆どですが、一部のエラー切手・使用済み切手などでお宝プレミアム切手が存在します。

今回取り上げた切手ではありませんが、実際に私の友人が買取業者に査定してもらった時に価値のないと思っていた使用済み切手が思いもよらぬ高額査定になった事があります。そのため、古切手の売却を検討中でしたら下記のような専門業者に査定(鑑定)してもらうと事をお勧めします。