阿蘇国立公園切手の価値と買取り相場

こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は第1次と第2次阿蘇国立公園切手の価値と買い取り相場について記載して行きたいと思います。

古切手を業者に買い取ってもらう場合、実勢価格(市場で実際に取引される値段)に「(仕入)掛け率」を掛けたものが査定価格となり、掛け率は希少切手ほど高くなります。価値の高い切手では7〜9割の掛け率となり高額買取が期待できます。

第1次 阿蘇国立公園 2銭と4銭の価値と相場

1939年8月15日(昭和14年8月15日)に発行された阿蘇国立公園2銭切手(発行枚数150万枚)と4銭切手(発行枚数75万枚)です。図案は貮銭(2銭)切手が「久住山」、四銭(4銭)切手が「中岳」となっておりカタログ価格は下記の通りです。

カタログ価格

第1次 阿蘇国立公園 10銭と20銭の価値と相場

1939年8月15日(昭和14年8月15日)に発行された瀬戸内海国立公園10銭切手(30万枚)と20銭切手(30万枚)です。図案は拾銭(10銭)切手が「阿蘇山の火口」、貮拾銭(20銭)切手が「中央火口丘群」となっておりカタログ価格は下記の通りです。

カタログ価格

他の第一次国立公園切手シリーズ同様に10銭や20銭など高額額面の切手の希少価値が高くなっています。特に、阿蘇国立公園20銭切手は希少価値が高く、バラの古切手だとしても高額買取が期待できます。

第2次 阿蘇国立公園 5円と10円の価値と相場

1965年6月15日(昭和40年6月15日)に発行された阿蘇国立公園5円切手(2500万枚)と10円切手(2450万枚)です。図案は5円切手が「中岳」、10円切手が「阿蘇五岳」となっており、発行枚数が膨大なためカタログ価格は下記のように安価です。

カタログ価格

阿蘇国立公園切手の実勢価格と買取相場

一般的に業者による買取の場合、カタログ価格は価値の有無の参考にしかならず、実勢価格(実際に市場で取引される値段)を基準に買取を行います。

実勢価格が数百円〜数千円の切手の場合、実勢価格の2割〜6割程度での買取となります。一方、10万円を超えるような切手の場合、実勢価格の7割〜9割程度で買い取ってくれる事もあります。

第2次 阿蘇国立公園切手の買取相場

1965年に発行された2次阿蘇国立公園切手の実勢価格は画像のような20面シートだとしても価値は低く、買取相場は額面価格前後となっています。通貨単位が「円」となっているため、通常の普通郵便切手としても使用することができるので状態が悪いものは普通郵便用の切手として使ってしまっても良いでしょう！！ただ、中には使用済みやエラー切手で希少なものが存在しますので一度、専門家に鑑定してもらってから額面以下の価値しか無いものについて普通郵便切手として使用することをおすすめします。

第1次 阿蘇国立公園切手の買取相場

戦前の1939年に発行された第1次国立公園切手は価値が高いため買取業者に買い取ってもらうことをお勧めします。実勢価格は「10銭切手のシート：13~35万円」となっており、状態の良いものは30万円前後の金額で取引されています。全体的にカタログ価格の1/2程度が実勢価格となっており、価値の高いシートなどだと実勢価格の7〜9割程度の金額で買い取ってくれます。