こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1990年に発行された電気機関車シリーズの価値と買取相場について記載して行きたいと思います。
電気機関車シリーズの価値と買取相場
電気機関車シリーズ切手一覧 | |
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10000形式62円 | EF58形式62円 |
ED40形式62円 | EH10形式62円 |
EF53形式62円 | ED70形式62円 |
EF55形式62円 | ED61形式62円 |
EF57形式62円 | EF30形式62円 |
電気機関車シリーズ切手は1990年1月31日(第1集[10000形・EF58形] )〜1990年7月18日(第5集[EF57形・EF30形])にかけて発行されました。
第1集〜第5集まで各集2種ずつが発行され、額面は62円、発行枚数は各3000万枚となっています。発行枚数、現存数が多いため骨董品(アンティーク)としての価値は低く、通常のバラ切手(未使用)やシートの買取価格は「額面の7割〜額面程度」が相場です。
メダルコレクションの価値
電気機関車シリーズのメダルコレクションは国内で純銀製900セット・純金製100セットのみの販売となっており価値が高いです。初日カバー(FDC)にセットされているメダルは品位999.9となっており各電気機関車が描かれています。
純金メダルコレクションの相場は調べましたがわかりませんでした。純銀メダルコレクションについては過去に何度か市場で販売され、実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)は「1.5〜3万円」程度、業者による買取価格は「1万円〜2万円」程度が相場となっています。
使用済み切手の価値
画像はED70形が描かれた使用済み切手です。使用済み切手は通常、価値が低く、業者による買取価格は0円から10円程度が相場となっています。しかし、画像のような和欧機械印での満月印は珍しく数十円から百円程度での買取になる事もあります。
みほん切手の価値
画像はEF30形が描かれたみほん切手です。ふるさと切手のみほん切手は価値が高く、額面を大幅に超える買取になる事がありますが、近年発行された特殊切手(シリーズ切手)のみほん切手は価値が低く、買取価格は数円から数十円が相場です。
電気機関車シリーズ切手まとめ
いかがだったでしょうか?電気機関車シリーズ切手では通常の未使用切手やシートは額面程度の価値しかありませんが、一部の使用済み切手、初日カバーで買取価格が高くなっています。
そのため、珍しい消印が押された使用済み切手や大量の初日カバーなどがありましたら専門家に査定してもらうことをお勧めします。今回の記事が切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。