第3次国宝シリーズ切手

こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1987年から1989年にかけて発行された第3次国宝シリーズ切手全16種の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

近年発行された特殊切手なので価値が高いものはほとんどありませんが、一部でプレミアムの価値がある切手が存在し、額面越えの買取になる事があります。

第3次国宝シリーズの価値と買取相場

第3次国宝シリーズ切手一覧
八橋蒔絵螺鈿硯箱60円 彦根城天守閣110円
金亀舎利塔60円 犬山城天守閣110円
金剛三昧院多宝塔60円 恵光童子像110円
厳島神社60円 小桜韋威鎧100円
木造仲津姫命坐像60円 室生寺五重塔100円
銀製鍍金狩猟文小壺60円 銅造薬師如来坐像100円
金銅透彫鞍金具62円 玉虫厨子100円
金印62円 神人車馬画像鏡100円

1987年5月26日(第1集[八橋蒔絵螺鈿硯箱・彦根城] )〜1989年8月15日(第8集[金印・神人車馬画像鏡])にかけて発行された第3次国宝シリーズ切手は上記の通りです。

第1集〜第8集まで各集2種ずつが発行され、額面は60円〜110円、発行枚数は各2200〜3300万枚と膨大です。

発行枚数、現存数が多いため骨董品(アンティーク)としての価値は低く、通常のバラ切手(未使用)やシートの買取価格は「額面の7割〜額面程度」の金額となっています。

みほん切手

みほん切手の価値

第3次国宝シリーズでは全ての図案で画像のような、みほん切手が存在します(画像は銅造薬師如来坐像100円切手)。ふるさと切手のみほん切手は価値が高く、額面を大幅に超える買取になる事がありますが、近年発行された特殊切手(シリーズ切手)のみほん切手は価値が低く、買取価格は額面以下が相場です。

 

使用済み切手

使用済み切手の価値

画像は使用済み神人車馬画像鏡100円切手です。使用済み切手は通常、価値が低く、業者による買取価格は0円から10円程度が相場となっています。しかし、画像のようなローラー印は珍しく100円程度での買取になる使用済み切手も存在します。

 

FDC(初日カバー)

初日カバー(FDC)の価値

第3次国宝シリーズの初日カバーの実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)は高いものだと1000円程度となっています。業者による買取価格は通常、数十円から百円程度ですが、中には500円を超える買取になる初日カバーも存在します。

第3次国宝シリーズ切手まとめ

いかがだったでしょうか?通常の未使用切手やシートは額面程度の価値しかありませんが、一部の使用済み切手、初日カバーで買取価格が高くなっています。

そのため、珍しい消印が押された使用済み切手や大量の切手シートなどがありましたら専門家に査定してもらうことをお勧めします。今回の記事が切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。