こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1963年(昭和38年)〜1966年(昭和41年)に発行された以下の切手趣味週間の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

切手趣味週間一覧
1963年 千姫10円切手 1964年源氏物語絵巻 宿木10円切手
1965年 上村松園 序の舞10円切手 1966年 藤島武二 蝶10円切手

1963年〜1966年の切手趣味週間の価値

切手趣味週間

1963年 切手趣味週間 千姫10円の買取相場

1963年に発行された日本郵便 切手趣味週間10円です。江戸時代の風俗画、「本多平八郎姿絵屏風」の一篇を図案化した切手で、この屏風は徳川美術館に保管されています。

切手の発行枚数は1450万枚となっており、価値は低く、一般的なバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は10円〜40円程度、10面シートの買取価格は100円〜400円程度です。

価値が高いのは長谷部日出男肉筆版のFDC(初日カバー)で2018年に3.1万円で取引されており2万円を超える買取が期待できます。また、全日本郵便切手普及協会発行の記念切手解説書も価値が高く4000円前後で市場にて取引されています。

 

1964年源氏物語絵巻 宿木10円切手

1964年源氏物語絵巻宿木10円切手の買取相場

1964年4月20日に発行された日本郵便 切手趣味週間10円です。図案は「源氏物語絵巻」宿木(やどりぎ)三の一場面となっており、平成20年に発行された京都府の銀貨でも同様の図案が採用されています。

切手の発行枚数は2800万枚、価値は低く、一般的なバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は10円〜30円程度、10面シートの買取価格は100円〜300円程度です。下記のような初日カバーの中には希少なものが存在し、下記は2017年に7000円で取引されました。

初日カバー

 

1965年 上村松園 序の舞10円切手

1965年 上村松園 序の舞10円切手の買取相場

1965年4月20日に発行された日本郵便 切手趣味週間10円です。図案は日本画家 上村松園が描いた序の舞、発行枚数は3800万枚となっています。価値は低く、一般的なバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は10円〜30円程度、10面シートの買取価格は100円〜300円程度です。

 

お客様1

1966年 藤島武二 蝶10円切手の買取相場

1966年4月20日に発行された日本郵便 切手趣味週間10円です。この年代の切手からNIPPONの表記が追加されました。図案は洋画家 藤島武二の蝶、発行枚数は3500万枚、一般的なバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は10円〜30円程度、10面シートの買取価格は100円〜300円程度です。

初日カバー(FDC)の一部で価値が高く下記のような宮崎木版・東京特印のFDCは市場にて4000円で取引された事があります。

FDC

切手趣味週間まとめ

昭和中期以降のバラ切手は価値が低いものが殆どですが、一部のエラー切手・使用済み切手などでお宝プレミアム切手が存在します。

実際、私の友人が買取業者に査定してもらった時に価値のないと思っていた使用済み切手が思いもよらぬ高額査定になった事があります。そのため、価値のわかりにくい古切手の売却を検討中でしたら、初めに専門家に査定(鑑定)してもらうことをオススメします。