こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1961年〜1965年にかけて発行された記念切手の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。この年代の古切手になると価値が高いものは少なく、額面前後での買取になるものが殆どです。

1961年発行の価値が高い記念切手

1961年(昭和36年)の記念切手一覧
「郵便90年記念 前島密10円切手」 「第52回国際ロータリー年次大会記念切手」
「愛知用水通水記念10円切手」 「日本標準時制定75年記念切手」
「第16回国民体育大会記念5円切手」 「国際文通週間30円切手」
「国立国会図書館新庁舎開館記念10円切手」

価値が高いのは下記の通りで他はバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格=5円〜30円程度、20面(枚)シートの買取価格=100円〜500円程度となっています。

郵便90年記念切手

郵便90年記念切手の買取相場

1961年4月20日に発行された郵便90年記念10円切手です。図案は前島密、発行枚数は800万枚、バラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は20円〜100円程度、100面(枚)シートは状態が良いものだと額面価格の10倍(1万円前後)で取引される事があります。

 

国際文通週間30円切手

国際文通週間30円切手の買取相場

1961年10月8日に発行された国際文通週間記念30円切手です。図案は歌川広重(安藤広重)の箱根、銘版は大蔵省印刷局製造、発行枚数は500万枚となっています。1961年発行の記念切手で最も価値が高くバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は50円〜200円程度、20面シートの買取価格は1200円〜6000円程度となっています。

1962年発行の価値が高い記念切手

1962年(昭和37年)の記念切手一覧
「北陸トンネル開通記念10円切手」 「アジア・ジャンボリー記念10円切手」
「日本郵便 若戸大橋開通記念10円切手」 「日本郵便 国際文通週間40円切手」
「第17回国民体育大会記念5円切手」

1962年は記念切手があまり発行されませんでした。価値が高いのは下記の通りで他はバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格=5円〜30円程度、20面(枚)シートの買取価格=100円〜500円程度となっています。

国際文通週間記念40円切手

国際文通週間記念40円切手の買取相場

1962年10月7日に発行された国際文通週間記念40円切手です。図案は歌川広重(安藤広重)の日本橋、発行枚数は500万枚となっています。1962年発行の記念切手で最も価値が高くバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は50円〜250円程度、20面シートの買取価格は1200円〜6000円程度となっています。

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1963年発行の価値が高い記念切手

1963年(昭和38年)の記念切手一覧
「北九州市発足記念10円切手」 「飢餓救済運動記念10円切手」
「赤十字100年記念10円切手」 「第5回国際かんがい排水委員会総会記念」
「名神高速道路開通記念10円切手」 「ガールスカウトアジア大会記念10円切手」
「国際電波科学連合第14回総会10円」 「日本郵便 国際文通週間40円切手」
「東京国際スポーツ大会記念10円」 「第18回国民体育大会記念5円切手」

1963年の記念切手で価値が高いのは下記の通りで他はバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格=5円〜30円程度、20面(枚)シートの買取価格=100円〜500円程度となっています。

国際文通週間記念40円切手

国際文通週間記念40円切手の買取相場

1963年10月6日に発行された国際文通週間40円切手です。図案は葛飾北斎の神奈川沖浪裏、発行枚数は750万枚となっています。バラ切手(未使用・使用済み)の買取価格は30円〜100円程度、20面シートの買取価格は800円〜2000円程度となっています。

1964年発行の価値が高い記念切手

1964年(昭和39年)の記念切手一覧
「姫路城修理完成記念10円切手」 「第19回国民体育大会記念5円切手」
「太平洋横断ケーブル開通記念10円」 「首都高速道路開通記念10円切手」
「国際通貨基金・国際復興開発銀行東京総会」 「八郎潟干陸式記念10円切手」
「東海道新幹線開通記念10円切手」 「国際文通週間記念40円切手」
「第18回オリンピック競技大会記念切手」

1964年発行の記念切手では国際文通週間と第18回オリンピック競技大会記念切手(東京オリンピック記念切手)に若干の価値があります。しかし、ほぼ全ての切手で下記のような買取価格となっており、エラー切手など以外では高額買取は期待できません。

バラ切手(未使用・使用済み) 5円〜30円程度
20面(枚)シート  100円〜500円程度
お客様1

価値が出るかもしれない切手

画像のような第18回オリンピック競技大会記念 小型シートは発行枚数400万枚と少なかったことから2020年東京オリンピックに向けて価値が上がる可能性があります。残念ながら東京オリンピックのバラ切手については発行枚数が数千万枚〜5500万枚と膨大なため価値はありません。

1965年発行の価値が高い記念切手

1965年(昭和40年)の記念切手一覧
「富士山頂気象レーダー完成記念10円切手」 「逓信総合博物館竣工記念世界切手展10円」
「国立こどもの国開演記念10円切手」 「日本郵便 国土緑化10円切手」
「国際電気通信連合100年記念10円切手」 「日本郵便 国際協力年40円切手」
「第25回海の記念日10円切手」 「愛の血液助け合い運動10円切手」
「国際原子力機関10円切手」 「第10回国勢調査10円切手」
「国際文通週間40円切手」 「国民参政75周年記念10円切手」
「第20回国民体育大会記念5円切手」 「耳鼻咽頭科学会議・小児科学会議記念30円」
「南極地球観測再開記念10円切手」 「日本郵便 電話創業75年記念」

1965年には数多くの記念切手が発行されましたが価値が高いものはありません。ほぼ全てでバラ切手(未使用・使用済み)の買取価格=5円〜30円程度、20面(枚)シートの買取価格=100円〜500円程度となっています。

お客様1

記念切手まとめ

昭和中期以降のバラ切手は価値が低いものが殆どですが、一部のエラー切手・使用済み切手などでお宝プレミアム切手が存在します。

実際、私の友人が買取業者に査定してもらった時に価値のないと思っていた使用済み切手が思いもよらぬ高額査定になった事があります。そのため、価値のわかりにくい古切手の売却を検討中でしたら、初めに専門家に査定(鑑定)してもらうことをオススメします。