大阪・名古屋逓信展と三島切手展小型シートの価値

こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は大阪・名古屋逓信展と三島切手展小型シートの価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

全ての小型シートで新昭和切手 金魚5円を2枚組み合わせた図案となっております。寸法115mm×71mmで切手は無目打ち、三島切手展の小型シートが最も価値が高いです。

大阪逓信展覧会記念小型シートの価値

昭和23年3月8日(1948年)に発行された大阪逓信展覧会記念小型シート10円(5円×2枚)です。銘版は印刷局製造、図案は金魚、発行枚数25万枚となっておりカタログ価格は下記の通りです。

カタログ価格

名古屋逓信展覧会記念小型シートの価値

昭和23年3月11日に発行された名古屋逓信展覧会記念小型シート10円(5円×2枚)です。図案や銘版は先ほどの大阪逓信展小型シートと同様、発行枚数が若干少なく17万枚、カタログ価格は下記の通りです。

カタログ価格

三島郵便切手展覧会記念小型シートの価値

昭和23年4月3日に発行された三島郵便切手展覧会記念シートです。先ほどの名古屋逓信展覧会記念小型シートに緑で加刷したもので発行枚数は8万枚と少なくなっています。価値は高くカタログ価格は下記の通りです。

カタログ価格

実勢価格と買取相場

逓信展・切手展記念小型シート(未使用)の実勢価格(実際に市場で取引された値段)や買取相場は下記の通りです(ここ3年の売買データから抽出)。古切手を業者に買い取ってもらう場合、実勢価格に「(仕入)掛け率」を掛けたものが査定価格(買取価格)となり、掛け率は希少切手ほど高くなります。

上記の通常品以外に「みほん」「エラー」「初日カバー(FDC)」などで価値が高いものが存在します。下記は希少性が高く5000円を超える金額での買取が期待できます。

みほん小型シートの買取相場

大阪・名古屋逓信展小型シートで最も価値が高いのが画像のような見本切手(みほん切手)が印刷された小型シートです。実勢価格は大阪が4000円〜10000円、名古屋が50000〜14000円となっており、状態が良ければ5000円を超える金額での買い取りが期待できます。

三島切手展(逆加刷)の買取相場

三島切手展小型シートでは画像のような逆加刷のエラーシートが何点か確認されており価値が高いです。市場では27000円〜43000円程度で取引されており2万円以上の金額での買取も期待できます。今回の記事が古切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。