こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は皇太子台湾訪問(台湾行啓)切手の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。皇太子台湾訪問(台湾行啓)切手は台湾総督府管内だけで発行され額面は1銭5厘と3銭が存在します。
皇太子台湾訪問(台湾行啓)切手の価値
1923年4月16日(大正12年4月16日)に発行された日本郵便 皇太子台湾訪問(台湾行啓)切手です(発行枚数は不明)。額面は1銭5厘と3銭となっており、図案は新高山。新高山が描かれた切手はこの切手以外に新高阿里山国立公園切手4銭と20銭が存在します。
一般的に低額額面(1銭5厘や3銭)は価値が低いのですが、この切手では全2種類しか存在しないこともあり、どちらも価値がある程度高く、カタログ価格は下記のようになっております。
カタログ価格
種類 | 未使用 | 使用済み | 50枚シート |
---|---|---|---|
1銭5厘 | 6000円 | 5500円 | 55万円 |
3銭 | 7000円 | 2500円 | 65万円 |
実勢価格と買取相場
皇太子台湾訪問(台湾行啓)切手の実勢価格(実際に市場で取引された値段)は下記の通りです。古切手を業者に買い取ってもらう場合、実勢価格に「(仕入)掛け率」を掛けたものが査定価格(買取価格)となり、掛け率は希少切手ほど高くなります。
切手の詳細 | 実勢価格 |
---|---|
バラ 未使用切手 | 2000円前後 |
バラ 未使用 みほん切手 | 10000円前後 |
未使用バラ切手の実勢価格はカタログ価格の1/3程度がよく取引される価格帯となっています。バラ切手の場合、業者による「掛け率」は4〜7割程度となっており、例えば上記の「バラ 未使用切手」では「800円〜1400円」での買取が期待できます。
もちろん状態が良いものやエラー切手、シート、田型等については更に価値が高く、買取価格も高額です。今回の記事が切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。