こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1984年(昭和59年)から1986年(昭和61年)にかけて発行された高山植物シリーズの価値と買取相場について記載して行きたいと思います。
図案はミヤマウスユキソウ、ウルップソウなど日本の貴重な高山植物で額面はすべて60円となっています。
高山植物リーズ切手一覧と買取相場
高山植物シリーズ切手一覧 | |
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第1集ミヤマウスユキソウ | ウルップソウ |
第2集シナノキンバイ | ハクサンコザクラ |
第3集キバナシャクナゲ | オヤマノエンドウ |
第4集ナンブイヌナズナ | チョウノスケソウ |
第5集ヒダカソウ | ミヤマリンドウ |
第6集チシマギキョウ | タカネスミレ |
第7集イワウメ | ミヤマシオガマ |
1984年8月27日から発行された高山植物シリーズ第1集から第7集は上記の通りです。大変美しい切手ですが発行枚数は各切手3100〜3300万枚となっており、現存数が多く骨董品(アンティーク)としての価値は高くありません。
そのため、通常の未使用切手の買取価格は「額面の8割〜額面程度」が相場となっていますが一部の使用済み切手やエラー切手で価値が高いものが存在します。
高山植物シリーズのシート
高山植物シリーズのシートは画像のように20枚から構成されています(画像はシナノキンバイ60円切手)。
額面は1200円で、実勢価格は(実際に市場で取引される値段)は1200〜1500円程度のため、買取価格は額面前後が相場です。
FDCの価値
高山植物シリーズのFDC(初日カバー)は画像のようなものが取引されています。実勢価格(実際に市場で取引される値段)は50円〜100円程度となっており、買取価格は高くありません。
価値のある使用済み切手
画像はタカネスミレの使用済み切手です。通常の使用済み切手は無価値(買取価格0円)のケースもありますが、画像の品は荻窪のローラー初日満月印で珍しく、以前100円程度で取引された事があります。そのため、業者による買取だとしても数円から数十円の査定が期待できます。
高山植物シリーズまとめ
いかがだったでしょうか?通常の未使用切手やシートは額面程度の価値しかありませんが、エラー切手や一部の使用済み切手で買取価格が高くなっており、数百円から数千円の買取が期待できるものも存在します。今回の記事が切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。