こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1958年から発行されている国際文通週間郵便切手の価値と買取価格について記載して行きたいと思います。
国際文通週間では1960年前後のもので価値が高くなっており、1万円を超える買取になる切手シートも存在します。
1958から1962年の国際文通週間切手の買取相場
1958年10月5日に発行された国際文通週間です。戦後初めて発行された国際文通週間切手ですが価値はそれほど高くなく、単片切手の買取価格は20円〜80円程度、20面(枚)シートの買取価格は400円〜1700円程度が相場となっております。関連記事につきましてはこちらをご覧ください。 | |
1959年10月4日に発行された国際文通週間切手の発行枚数800万枚となっており1958年と同様ですが価値が高くなっています。20面(枚)シートの実勢価格(業者が販売し市場で取引された値段)は2500円〜18000円程度、保管状態や売却時期が良ければ5000円を超える高価買取が期待できます。関連記事につきましてはこちらをご覧ください。 | |
1960年に発行された国際文通週間の発行枚数は500万枚となっており価値が高いです。20面シートの実勢価格は4000円〜25000円程度、保管状態や売却時期が良ければ1万円を超える金額での買取も期待できます。関連記事につきましてはこちらをご覧ください。 | |
1961年に発行された国際文通週間の発行枚数は500万枚となっております。20面シートの実勢価格は2000円〜12000円程度、保管状態や売却時期が良ければ5000円を超える買取も期待できます。関連記事につきましてはこちらをご覧ください。 | |
1962年に発行された国際文通週間の発行枚数は500万枚となっております。20面シートの実勢価格は1500円〜12000円程度、保管状態や売却時期が良ければ5000円を超える買取も期待できます。関連記事につきましてはこちらをご覧ください。 |
みほん切手の価値
画像は切手趣味週間の中で最も価値の高い「歌川広重の浦原」が描かれた30円みほん切手です。この年代のみほん切手は通常のバラ未使用切手(単片切手)よりも価値が高くなっており、画像の品は2016年に実勢価格2310円で取引されています。
1963から1967年の国際文通週間切手の買取相場
1963年に発行された国際文通週間の発行枚数は500万枚となっております。20面シートの実勢価格(業者が販売し実際に市場で取引された値段)は1000円〜4500円程度、保管状態や売却時期が良ければ2000円前後での買取になることもあります。関連記事につきましてはこちらをご覧ください。 | |
1964年に発行された国際文通週間40円切手の図柄は葛飾北斎の東海道保土ヶ谷、発行枚数は850万枚となっています。10面シートの実勢価格は400円〜1500円程度、保管状態や売却時期が良ければ額面を超える買取も期待できます。 | |
1965年に発行された国際文通週間40円切手の図柄は葛飾北斎の甲州三坂水面、発行枚数は1200万枚となっています。10面シートの実勢価格は400円〜1300円程度、保管状態や売却時期が良ければ額面を超える買取も期待できます。 | |
1966年に発行された国際文通週間50円切手の図柄は葛飾北斎の隅田川関屋の里、発行枚数は900万枚となっています。10面シートの実勢価格は500円〜1500円程度、保管状態や売却時期が良ければ額面を超える買取も期待できます。 | |
1967年に発行された国際文通週間50円切手の図柄は葛飾北斎の甲州石班澤、発行枚数は800万枚となっています。10面シートの実勢価格は500円〜1500円程度、保管状態や売却時期が良ければ額面を超える買取も期待できます。 |
初日カバ(FDC)ーの価値
画像は1963年の国際文通週間40円切手が貼られた初日カバーです。初日カバーは貼られている切手や誰の肉筆なのかによって価値が変わります。画像の品は2018年に実勢価格8000円程度で取引されており、同一のものならば高価買取が期待できます。
1968から1972年の国際文通週間切手の買取相場
1968年に発行された国際文通週間50円切手の図柄は葛飾北斎の尾州不二見原、発行枚数は900万枚となっています。10面シートの実勢価格(業者が販売し市場で取引された値段)は500円〜1000円程度、保管状態や売却時期が良ければ額面を超える買取になることもあります。 | |
1969年に発行された国際文通週間50円切手の図柄は葛飾北斎の甲州三島越、発行枚数は900万枚となっています。10面シートの実勢価格は500円〜1000円程度、保管状態や売却時期が良ければ額面を超える買取になることもあります。 | |
1970年に発行された国際文通週間50円切手は初めて縦長の図柄が採用されました。発行枚数は1160万枚で図柄は歌川広重の駅逓寮図です。10面シートの実勢価格は500円〜1000円程度、保管状態や売却時期が良ければ額面を超える買取になることもあります。 | |
1971年に発行された国際文通週間50円切手の図柄は伊藤芳邨の東京鉄道馬車図、発行枚数は1500万枚となっています。10面シートの実勢価格は500円〜900円程度、保管状態や売却時期が良ければ額面を超える買取になることもあります。 | |
1972年に発行された国際文通週間50円切手の図柄は永代橋の真景(歌川広重)、発行枚数は2000万枚となっています。10面シートの実勢価格は500円〜800円程度となっており、業者による買取価格は額面前後が相場です。 |
肉筆FDCの価値
画像は吉村益隆肉筆の初日カバーです。切手は1970年の国際文通週間50円切手、消印は大阪中央となっています。価値は高くなっており、2018年に実勢価格6000円程度で取引されております。
1973から1977年の国際文通週間切手の買取相場
1973年に発行された国際文通週間50円切手の図柄は群鶏図、発行枚数は2500万枚となっています。10面シートの実勢価格は500円〜800円程度となっており、業者による買取価格は額面前後が相場です。これ以降、鳥が描かれた縦長切手がしばらくの間、採用されます。 | |
1974年に発行された国際文通週間50円切手の図柄は松に鷹、発行枚数は2400万枚となっています。10面シートの実勢価格は500円〜800円程度となっており、業者による買取価格は額面前後が相場です。 | |
1975年に発行された国際文通週間50円切手の図柄は尾形光琳の孔雀立葵図屏風、発行枚数は2800万枚となっています。10面シートの実勢価格は500円〜800円程度となっており、業者による買取価格は額面前後が相場です。 | |
1976年に発行された国際文通週間100円切手の図柄は与謝蕪村の鳶鴉図、発行枚数は2000万枚となっています。10面シートの実勢価格は1000円〜1400円程度となっており、業者による買取価格は額面前後が相場です。 | |
1977年に発行された国際文通週間100円切手の図柄は長谷川信春の花鳥図、発行枚数は2000万枚となっています。10面シートの実勢価格は1000円〜1400円程度となっており、業者による買取価格は額面前後が相場です。 |
1978から1982年の国際文通週間切手の買取相場
1978年に発行された国際文通週間100円切手の図柄は山鳥図、発行枚数は2200万枚となっています。10面シートの実勢価格は1000円〜1400円程度となっており、業者による買取価格は額面前後が相場です。 | |
1979年に発行された国際文通週間100円切手の図柄は円山応挙の円山応挙深山大沢図、発行枚数は2200万枚となっています。10面シートの実勢価格は1000円〜1400円程度となっており、業者による買取価格は額面前後が相場です。 | |
1980年に発行された国際文通週間100円切手の図柄は渡辺始興の鶴図、発行枚数は2000万枚となっています。10面シートの実勢価格は1000円〜1400円程度となっており、業者による買取価格は額面前後が相場です。 | |
1981年に発行された国際文通週間100円切手の図柄は狩野山楽の双鳩図、発行枚数は1800万枚となっています。10面シートの実勢価格は1300円〜1700円程度となっており、業者による買取価格は額面前後が相場です。1981年で1973年から続いた鳥の図柄は終了となります。 | |
1982年に発行された国際文通週間100円切手の図柄は平田郷陽の遊楽、発行枚数は1800万枚となっています。10面シートの実勢価格は1300円〜1700円程度となっており、業者による買取価格は額面前後が相場です。 |
1983年以降の国際文通週間切手の買取相場
国際文通週間の未使用バラ切手や未使用シートでプレミアムの価値がつくのは1960年代までで70年代に入るとプレミアムの価値は殆どありません。
そのため、1983年以降の国際文通週間については「一部の初日カバー」や「エラー切手」などを除くと業者による買取価格は額面前後が相場となっております。今回の記事が古切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。