こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は切手買取業者による買取方法について解説していきたいと思います。切手の買取では持込買取、宅配買取、出張買取の3種類の方法が有り、それぞれメリット・デメリットがあります。総額20万円以上の価値のある切手やシートの場合、紛失やすり替えなどのリスクの無い「持込買取」か「出張買取」をお勧めします。
持込(店頭)買取
お店に切手アルバムやシートを持ち込んで買取・換金してもらう方法です。目の前で鑑定してもらえるため、高額古切手やシートの場合、安心して依頼することができます。東京などの大都市ならば電車での移動圏内に複数の買取専門店が乱立しているため相見積もりも可能です。
一方、地方だと切手の買取専門店が無い場合やあったとしても専門知識を持ち合わせていないケースがほとんどです。地方の骨董店では小さな個人店で様々な骨董品を幅広く取り扱っていることが多く、希少な切手の価値について、知識が不足している事があります。
また、フランチャインズ店については店舗オーナがフランチャイザーに加盟料を支払うとともに、店舗の家賃+水道光熱費を負担するなど店舗運営コストが非常に高いため、買取価格が低くなってしまう事が多いです。
持込買取メリット
- お出かけの『ついで』で鑑定してもらえる
- 古くからある買取方法ならではの『安心感』がある
- 買取店舗が密集してる地域だと『査定巡り(相見積もり)』が可能
持込買取デメリット
- 切手の量が多いと持ち歩くのが大変
- 買取業者側の運営コストが高いため買取額の限界が低い
- 東京以外の地方だと切手に詳しい買取専門店が非常に少ない
- 東京以外の地方だと買取店舗が少ないので『査定巡り(相見積もり)』に手間がかかる
- 金額の安い切手の場合、査定してもらうための電車賃やコインパーキング代、ガソリン代の方が高くなってしまう事がある
宅配買取
宅配買取ではホームページに住所や名前などの必要事項を入力し申し込みを行います。その後、自宅に査定依頼書などの書類と段ボールが届きますので、それらの書類と免許証や保険証のコピーを指定された日時、場所に送り査定の申し込みをします。
宅配買取メリット
- 人と会わなくて済む(気をつかわなくてイイ)
- 空いた時間に手続きできるので片手間でできる
- 対面式で無いため買取を断りやすい
- 出張査定や持込査定に対応していない地域でも利用できる
宅配買取デメリット
- すぐに現金化しにくく、何かと手間がかかる
- 高価な切手だと紛失やすり替えが心配
- 相談や質問、買取価格交渉をその場でできない
- 高値がついた切手だけ買取など臨機応変な対応が困難
出張買取
出張買取は東京都以外の地方ならばもっともお勧めできる買取方法です。電話やお問い合わせフォームへ必要事項を入力し早ければ当日中に専門の査定員が自宅まできてくれます。
出張買取メリット
- 申し込みから現金化までの時間が短い
- 東京以外の地方でも対応している地域が多い
- その場でプロの査定員や鑑定士に相談することができる
- 高額な切手やシートを持ち運びせず査定してもらえる
- アフタフォロー体制やクーリングオフ制度がしっかりした企業が多く参入している
出張買取デメリット
- よくわからない小さな個人店などに依頼すると少し怖い
- 持込買取・宅配買取と同様に時間が拘束される
- 出張で来てもらうので少し断りにくい
古い切手の換金方法まとめ
いかがだったでしょうか?買取業者にとって、もっともコストがかかるのは店舗を必要とする持込買取で、持込買取のみしか対応していない業者では買取価格が安いことが多いです。
一方、事務所のみで対応可能な出張買取や宅配買取については業者にとっての、ランニングコストを低く抑えることができるため、買取価格が高くなるケースが多いです。今回の記事が切手の換金や売却の参考になりましたら幸いです。