こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1940年に発行された教育勅語50年記念切手の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。
教育勅語50年記念切手の価値
1940年10月25日(昭和15年10月25日)に発行された大日本帝国郵便 教育勅語(教育ニ関スル勅語)50年記念2銭切手(発行枚数582万枚)と4銭切手(発行枚数559万枚)です。
印刷色は紫色と緑色、図案は「2銭が勅語下賜の図」「4銭が忠孝の文字」となっておりどちらも教育勅語に関連する図柄が印刷されています。発行枚数が多いため価値は低く、カタログ価格は下記のようになっています。
カタログ価格
種類 | 未使用 | 使用済み | 50枚シート |
---|---|---|---|
2銭(貳銭) | 300円 | 300円 | 1.7万円 |
4銭(四銭) | 350円 | 350円 | 2万円 |
教育勅語50年記念切手の買取相場
業者による買取価格については通常の未使用や使用済み切手については数十円〜百円程度での買取になっています。
50面(枚)シートはカタログ価格自体は1万円以上となっていますが実勢価格(実際に市場で取引されている価格)は1万円以下のケースがほとんどで、買取価格は数千円〜6千円となっています。シート以外で買取価格が高いものは見本切手やFDCで一部のFDCでは高額査定・高額買取が期待できます。
価値の高い教育勅語50年記念切手
みほん切手の価値と買取相場
2銭・4銭どちらの額面でも見本(みほん)切手が存在します。バラ切手の中では最も価値が高く状態が良いものでは一枚7000円前後の価値があり、買取価格は3000〜5000円程度が期待できます。
FDC(初日カバー)の買取相場
初日カバーでは他の切手でも存在するカールルイス肉筆版(ルイスカバー)の価値が高いです。ルイスカバーは市場にて5万円前後の金額で取引されており状態が良いものでは2〜4万円程度での買取が期待できます。今回の記事が古切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。