こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1963年(昭和38年)〜1964年(昭和39)にかけて発行された鳥シリーズ切手全6種「るりかけす・らいちょう・きじばと・こうのとり・うぐいす・ほおじろ」の価値と相場について記載していきたいと思います。
るりかけす・らいちょう・きじばと10円切手の価値
1963年に発行された日本郵便 鳥シリーズ切手です。図案は「るりかけす(6月10日発行)」「らいちょう(8月10日発行)」「きじばと(11月20日発行)」となっており発行枚数やカタログ価格は下記の通りです。
名称 | 発行枚数 | 未使用 |
---|---|---|
るりかけす | 1350万枚 | 50円 |
らいちょう | 1690万枚 | 50円 |
きじばと | 1720万枚 | 50円 |
切手の実勢価格と解説書の価値
一般的なバラの未使用や使用済みは市場にて数円〜数十円で取引されており、ほぼ額面程度の価値しかありません。価値が高いのは画像のような「郵政省発行の解説書」で解説書はどの切手も4000円前後で取引されています。また、みほん切手が貼られた解説書も存在し、そちらは2000円前後で取引されています。
こうのとり・うぐいす・ほおじろ10円切手の価値
1964年に発行された日本郵便 鳥シリーズ切手です。図案は「こうのとり(1月10日発行)」「うぐいす(2月10日発行)」「ほおじろ(5月1日発行)」となっており発行枚数やカタログ価格は下記の通りです。
名称 | 発行枚数 | 未使用 |
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こうのとり | 1750万枚 | 50円 |
うぐいす | 1800万枚 | 50円 |
ほおじろ | 2500万枚 | 50円 |
鳥シリーズ切手の買い取り相場
鳥シリーズ切手のカタログ価格は上記の通りです。実勢価格(実際に市場で取引される金額)はカタログ価格の1/2〜1/1程度となっており希少性は高くありません。
業者による買取価格は、シートや銘版付、みほん切手だとしても額面程度のケースがほとんどですが、中にはエラー切手など希少なものが混じっている可能性があるため専門家に鑑定してもらうことをお勧めします。今回の記事が切手の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。