昭和61年の記念切手

こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1986年(昭和61年)に発行された記念切手の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。この年代の古切手になると価値が高いものは少なく、エラー切手を除くと額面前後での買取になるものが殆どです。

1986年の記念切手一覧と買取相場

1986年(昭和61年)発行の記念切手一覧
建築学100年記念60円切手 天皇陛下後在位60年記念切手
東京サミット記念60年切手 日本郵便 国土緑化60円切手
日本薬局方公布100年記念切手 日本標準時制定100年記念切手
日本郵便 ふみの日 記念切手 商船教育110年記念切手
図書館連盟東京大会記念切手 電子顕微鏡学会議記念切手
社会福祉会議記念切手 国際文通週間130円切手
第41回国体記念40円切手 第5回いけばな世界大会記念切手
国際平和年40円・60円切手

1986年発行の記念切手は上記の通りです。近年発行された切手という事もあり通常のバラ切手(未使用・使用済み)やシート・小型シートでは額面前後での買取となる事が殆どです。

天皇陛下御在位六十年記念切手

天皇陛下御在位六十年記念切手とは

天皇陛下御在位六十年記念切手は画像のような美しい切手となっており、額面は60円となっています。画像の切手2枚が収まった小型シートも販売されていますが、切手、小型シートともに価値はあまり高く無く、買取価格は額面程度が相場となっています。なお、天皇陛下の在位60年を記念したものとしては切手以外に記念硬貨も発行されています。

 

第52回国際図書館連盟東京大会記念60円切手

20面シートの価値

昭和61年の記念切手では「ふみの日」などを除くとほぼ全てで画像のような20面シートとなっています(画像は第52回国際図書館連盟東京大会記念60円切手)。

20面シートの実勢価格(実際に市場で取引される値段)は額面の1200円〜1500円前後となっており、買取価格は額面程度が相場です。

 

昭和61年ふみの日小型シート

価値が高いふみの日小型シート

昭和61年発行の記念切手の中で唯一価値が高いと言えるのが画像の「昭和61年 暑中 ふみの日小型シート」です。銘版は大蔵省印刷局製造、サイズは94mm×72mmでカタログ価格は6000円となっています。

実勢価格はカタログ価格ほど高く無く、500円〜1000円程度が相場。他の切手が額面程度での買取になるのに対し、この小型シートでは額面を超える買取も期待できます。今回の記事が切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。