こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は昭和57年発行の特殊切手が掲載されている「特殊切手帳 1982 Japanese Stamps」の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

特殊切手帳1982年の価値と買取相場

特殊切手帳1982年特殊切手帳1982年

特殊切手帳1982では下記のような日本郵便(NIPPON)の切手が掲載されています。切手の額面は40円、60円、130円で合計額面は2210円。近年発行された切手ということもあり個々のバラ切手の価値は高くありません。

  • 近代洋風建築シリーズ 第3集 聖ヨハネ教会堂/旧札幌農業学校演武場 60円
  • 近代美術シリーズ第12集 洞窟の頼朝(前田青邨) 60円切手
  • 近代美術シリーズ第12集 テラスの広告(佐伯祐三) 60円
  • 近代洋風建築シリーズ第4集 旧日本銀行東京支店/旧済生館本館 60円
  • 上野動物園100年記念 60円切手
  • 切手趣味週間 待乳山の雪見(鳥居清長) 60円切手
  • 沖縄復帰10年記念/国土緑化運動 60円切手
  • 第16回 国際皮膚科学会議記念/天正遣欧少年使節400年記念 60円切手
  • 東北新幹線開通記念 60円切手
  • 上越新幹線開通記念 60円切手
  • 近代洋風建築シリーズ第5集 尾山神社神門/旧岩崎家住宅
  • ふみの日・要請と手紙/かもめと手紙 60円と40円
  • 近代美術シリーズ第13集 あやめの衣(岡田三郎助) 60円
  • 近代美術シリーズ第13集 補陀落山観世音菩薩坐像(富岡鉄斎) 60円
  • 近代洋風建築シリーズ第6集 北海道庁旧本庁舎/旧西郷従道住宅
  • 日中国交正常化10年記念/第37回国民体育大会記念 60円と40円
  • 国際交通週間 遊楽(平田郷陽) 130円切手
  • 中央銀行制度100年記念 60円切手
  • 近代美術シリーズ第14集 弁財天妃の柵(棟方志功) 60円
  • 近代美術シリーズ第14集 サルタンバンク(東郷青児) 60円
  • 昭和58年年賀 しし乗り金太郎 40円切手
お客様1

バラ切手の買取価格

上記のバラ切手の買取価格は額面以下となっています。私も以前、バラ切手を数社に相見積したことがありますが全て額面以下での査定価格でした。

特殊切手帳1982の実勢価格と買取相場

上越新幹線開通記念切手日中国交正常化・国民体育大会記念切手

👉「買取価格=実勢価格×仕入掛け率」

特殊切手帳1982の実勢価格(実際に市場で取引された値段)は下記の通りです(ここ3年の売買データから抽出)。古切手を業者に買い取ってもらう場合、実勢価格に「(仕入)掛け率」を掛けたものが査定価格(買取価格)となり、掛け率は希少切手ほど高くなります。

取引年月日 実勢価格
2018年1月 2500円
2018年2月 2200円
2017年8月 2100円

実勢価格を調べたところ、ここ最近の最高額売買は2500円でした。骨董品としては価値が低いため業者の「仕入れ掛け率」は高くありませんが額面が2210円となっているので買取価格の下限は1000円程度でしょう。

反対に買取価格の上限は額面価格(2210円)程度が想定され、以前、私が特殊切手帳1981を業者へ売却した時は1500円で買取ってもらいましたのでその価格前後の買取は十分期待できるでしょう!今回の記事が切手帳の売却や換金の参考になりましたら幸いです。