こんにちは自宅の埋蔵金ねっとの鈴木です。今回は岡部嶺男(おかべ みねお)の茶碗・湯呑・盃・ぐい呑の相場と価値について記載していきたいと思います。
岡部嶺男(大正8年10月3日生)は昭和時代後期の陶芸家で加藤唐九郎の長男です。嶺男青磁とよばれる独自な作品を生みだし、日展北斗賞、日本工芸会奨励賞、プラハ国際陶芸展グランプリなどを受賞しました。
岡部嶺男 窯変米色瓷碗の価値
(画像引用元:オークファン)
岡部嶺男の窯変米色瓷碗です。岡部嶺男の代表作の青瓷の中でも米色瓷は最高傑作であり、岡部嶺男の作品の中で一番最高の評価を得ています。非常に状態の良い逸品で晩年青瓷だけを追求し続けた意志がこの作品を見て感じ取れます。寸法は縦12.3cm×横12.3cm×高さ7.8cm、識箱・二重箱付き、京都府の業者によって販売され市場にて約143万円で取引されました。
岡部嶺男 粉青磁盃の価値
岡部嶺男が晩年に制作した貴重で希少な粉青磁です。ご存知の様に現在、青磁酒杯の作品の入手は幻と言われる程少なく絶望的となっております。寸法は高さ 5.5 cm 径 7.2cm 高台 2.4cmで共箱・漆塗り外箱付二重箱仕立て、神奈川県の業者によって販売され市場にて約133万円で取引されました。
岡部嶺男 井戸手茶碗の価値
岡部嶺男の井戸手茶碗です。この作品は平成19年から平成20年に東京国立近代美術館をはじめ色々な美術館での展覧会に出品されました。岡部嶺男展の図録にも掲載されており、大変希少な逸品です。
寸法は高約8.9cm×口径約14.3cm、富山県の業者によって販売され市場にて約88万円で取引されました。
岡部嶺男の作品の価値と相場まとめ
岡部嶺男の作品では「粉青瓷砧」「窯変米色瓷碗」「絵志野茶碗」「窯変米色瓷盃」「黄瀬戸輪花鉢」などが100万円を超える市場価格で取引されており価値があります。また、安いものでも10万円前後の市場価格がつくことが多く、買取価格は市場価格の7割〜9割程度になるケースが殆どです。今回の記事が骨董品の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。
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