こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1948年に発行された東京・福島逓信展と青森切手展小型シートの価値と買取相場について記載して行きたいと思います。

これらの小型シートでは外国用葉書印刷を流用した2円切手が2枚印刷されています。「エラー」や「みほん」を中心に価値が高いものが存在し高額査定・高額買い取りが期待できます。

東京逓信展覧会記念シートの価値

東京逓信展覧会記念シート

昭和23年4月27日に発行された東京逓信展(明るい逓信展覧会記念)小型シートです。銘版は印刷局製造、寸法は115mm×71m、切手は無目打ち、発行枚数は22.3万枚、カタログ価格は下記の通りです。

未使用 使用済み
3000円 1500円

青森切手展覧会記念シートの価値

新聞と切手展覧会記念

昭和23年5月20日に発行された青森切手展(新聞と切手展覧会記念)小型シートです。切手の図案は先ほどの東京逓信展小型シートと同様、枠と文字の色が異なるのみとなっています。発行枚数は15万枚でカタログ価格は下記の通りです。

未使用 使用済み
4000円 3000円

福島逓信展覧会記念シートの価値

逓信展覧会記念シート

昭和23年5月23日に発行された福島逓信展(明るい逓信展覧会記念)小型シートです(画像は使用済み)。こちらも枠と文字の色が異なるのみで切手のデザインは同一です。発行枚数15万枚でカタログ価格は下記のようになっており希少性は青森切手展小型シートと同一になります。

未使用 使用済み
4000円 3000円

実勢価格と買取相場

今回取り上げた、逓信展・切手展記念小型シート(未使用)の実勢価格(実際に市場で取引された値段)は「100〜1500円程度」となっており買取り価格は高くても1枚800円程度が上限となっています。価値が高いのは下記のような「みほん」「FDC(初日カバー)」などで5000円を超える金額での買い取りも期待できます。

みほん

みほん小型シートの買取相場

逓信展・切手展小型シートでは「みほんシート」が存在し、現存数が少ないため価値が高いです。画像は東京逓信展のみほんシートですが2017年に約10000円で取引されました。青森切手展や福島逓信展についても「みほんシート」は状態が良ければ10000円前後の価値があり5000円を超える買取が期待できます。

 

弘前

弘前加刷小型シートの買取相場

青森切手展小型シートでは画像のような弘前加刷小型シートが存在します。価値が高く市場では5000円〜15000円程度の金額取引されており、こちらも買取り価格が高くなっています。このほか、エラー切手やFDCなどで高額査定が期待できるものが存在しますので専門家に鑑定(査定)してもらうと良いでしょう!今回の記事が切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。