こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1990年(平成2年)に発行された記念切手の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。この年代の切手になると価値が高いものは少なく、エラー切手を除くと額面前後での買取になるものが殆どです。
1990年の記念切手一覧
1990年(平成2年)発行の記念切手一覧 | |
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国際花と緑の博覧会記念切手 | 日本郵便 国土緑化 62円切手 |
郵便切手デザインコンクール | 日本・トルコ修好100周年記念 |
国際ユースホテル大会記念切手 | ふみの日41円・62円切手 |
第21回国際数学者会議記念切手 | 世界選手権自転車競技大会記念 |
第8回ドイツ語学・文学国際学会 | 国際識字年62円切手 |
国際防災の10年62円切手 | 国際文通週間切手 |
第22回国際助産婦連盟学術大会 | 日本国際切手展’91 |
日本の点字制度100周年記念 | 裁判所制度100周年記念 |
天皇陛下御即位記念62円切手 | 議会開設100年記念切手 |
ラジオアイソトープ利用50周年記念 | 電話創業100年記念切手 |
1990年発行の記念切手は上記の通りです。近年発行された切手という事もあり通常のバラ切手(未使用)やシート・小型シートでは額面前後での買取となる事が殆どです。
みほん切手は価値が高いか?
画像は第21回国際数学者会議記念62円切手の「みほん切手」です。見本切手は戦前の物になると通常の未使用切手よりも価値が高いですが1990年など近年の切手の場合、額面よりも価値が低い事が殆どです。
天皇陛下御即位記念切手の価値
天皇陛下御即位記念切手では画像のような2種類の切手と共に小型シートが発行されています。
発行枚数は各切手4000万枚、小型シート500万枚となっており、現存数が多いため価値は高くなく、業者による買取価格は額面程度となっています。なお、天皇陛下即位記念では切手以外にも記念硬貨が発行されています。
価値のある使用済み切手
画像は国際花と緑の博覧会62円切手です。消印は櫛型年賀印で珍しく、以前250円ほどで取引された事があります。
この他にも発行日初日の満月印(切手の真ん中に押印され、局・支店名や日付などが読める状態の消印)で消印された物は価値があり数十円から百円程度での買取も期待できます。なお、国際花と緑の博覧会では記念切手以外に記念硬貨も発行されています。
買取価格の高い小型シート
1990年に発行された記念切手の中で価値が高い事で知られているのが画像の日本国際切手展’91の前売り入場券付小型シートです。
切手展の資金集めのため日本国際切手展組織委員会から売価1000円で販売されたもので発行枚数はわずか10万枚となっています。
市場では2000円から4000円程度で取引されており、1000円を超える買取も期待できます。今回の記事が切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。