1950年に発行された記念切手の価値と買取相場

こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は1950年(昭和25年)に発行された記念切手「放送25年8円」「郵政記念日8円」「第5回国体8円」の価値と買取相場について記載していきたいと思います。

放送25周年記念切手の価値と買取相場

1950年3月22日に発行された日本郵便 放送25周年記念8.00円切手です。図案はマイクロホン、発行枚数300万枚、印刷色は青色となっておりカタログ価格は下記の通りです。

カタログ価格

実勢価格(実際に市場で取引される値段)はカタログ価格より安く、通常のバラ切手(未使用や使用済み)の買取価格は8円〜150円程度が相場です。

郵政記念日制定記念切手の価値と買取相場

1950年4月20日に発行された日本郵便 郵政記念日制定記念8.00円切手です。図案は鳩とポスト、発行枚数500万枚、印刷色は緑色となっておりカタログ価格は下記の通りです。

カタログ価格

実勢価格(実際に市場で取引される値段)はカタログ価格より安く、通常のバラ切手(未使用や使用済み)の買取価格は8円〜150円程度、30面シートの買取価格は1500円〜6000円程度となっております。

珍しい無目打ち切手

郵政記念日制定記念切手では画像のような無目打ちプルーフが2017年に取引されたことがあります。ほとんど情報のない切手となっていますが当時、5000円で取引されました。

第5回国体記念切手の価値と買取相場

1950年10月28日に発行された第5回国民体育大会記念8円切手です。図案は「つり輪・棒高跳び・サッカー・馬術」となっており、発行枚数は100万組、第3回国体記念切手や第4回国体記念切手に比べると価値が高く、カタログ価格は下記の通りです。

カタログ価格

実勢価格はカタログ価格ほど高くなく、下記のような実勢価格、買取価格となっています(一部、欧米保存品など非常に状態の良いものでは買取価格が高くなるケースもあります)。

バラ切手(未使用)の買取相場

田型の買取相場

シートの買取相場

記念切手の買取相場まとめ

第5回国体記念切手以外では戦後の切手ということもあり通常のバラ切手の買取価格は低くなっていますが一部の「使用済み切手」や「FDC(初日カバー)」「エラー切手」では価値が高く高額査定が期待できます。今回の記事が切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。