こんにちは切手の買取売却査定ナビです。今回は今回は昭和53年発行の特殊切手が掲載されている「特殊切手帳 1978 Japanese Stamps」の価値と買取相場について記載して行きたいと思います。
特殊切手帳1978年の価値と買取相場
特殊切手帳1978では下記のような日本郵便(NIPPON)の切手が掲載されています。切手の額面は20円×2枚、50円×27枚、100円×3枚で合計額面は1690円。近年発行された切手ということもあり個々のバラ切手の価値は高くありません。
- 相撲絵シリーズ 第1集 秀ノ山雷五郎横綱土俵入り 50円
- 相撲絵シリーズ 第1集 太鼓やぐら 50円
- 相撲絵シリーズ 第2集 東西土俵入り 50円
- 相撲絵シリーズ 第2集 陣幕と雷電 50円
- 相撲絵シリーズ 第3集 英雄取組図 50円
- 相撲絵シリーズ 第3集 愛敬角力 50円
- 第2次国宝シリーズ 澪標図(宗達筆) 50円
- 第2次国宝シリーズ 舟橋蒔絵硯箱(光悦作) 100円
- 第2次国宝シリーズ 納涼図(久隅守景筆) 50円
- 第2次国宝シリーズ 東照宮陽明門 100円切手
- 自然保護シリーズ サクラソウ 50円切手
- 自然保護シリーズ コウシンソウ 50円切手
- 自然保護シリーズ コマクサ 50円切手
- 国土緑化運動 50円切手
- 切手趣味週間 寛文美人図 50円切手
- 国際文通週間 山鳥図 100円切手
- 国際ロータリー東京大会記念 50円切手
- 第61回 ライオンズ国際大会記念 50円切手
- 新東京国際空港開港記念 50円切手
- 東京天文台100年記念 50円切手
- 第23回国際眼科学会記念 50円切手
- 第14回 国際整形災害外科学会議記念 50円切手
- ラジオ体操50年記念 50円切手
- 第33回国民体育大会記念 20円切手
- 商工会議所100年記念 50円切手
- 証券取引所100年記念 50円切手
- 人権週間 50円切手
- 昭和54年年賀 20円切手
1978切手帳の特徴と買取価格
1978年(昭和53年)の特殊切手帳では1978年から発行された相撲絵シリーズ切手が数多く収容されています。すべての切手でカタログ価格上、額面よりも高いプレミア切手となっていますが、どの買取業者に依頼したとしても買取価格は額面以下となっており、残念ながらプレミアの価値はありません。
特殊切手帳1978の実勢価格と買取相場
特殊切手帳1978の実勢価格(実際に市場で取引された値段)は下記の通りです(ここ1年の売買データから抽出)。古切手を業者に買い取ってもらう場合、実勢価格に「(仕入)掛け率」を掛けたものが査定価格(買取価格)となり、掛け率は希少切手ほど高くなります(特殊切手帳は価値が低いため掛け率は4割〜7割前後です)。
取引年月日 | 実勢価格 |
---|---|
2018年2月 | 1640円 |
2018年2月 | 1600円 |
2018年3月 | 1520円 |
実勢価格を調べたところ、ここ最近の最高額売買は1640円でした。骨董品としては価値が低いため業者の「仕入れ掛け率」は高くありませんが額面が1690円となっているので買取価格の下限は800円程度でしょう。
反対に買取価格の上限は額面価格(1690円)程度だと思われます。今回の記事が切手の売却や換金の参考になりましたら幸いです。