こんにちは自宅の埋蔵金ねっとの鈴木です。今回は田能村竹田の掛軸・日本画の価値と相場について記載して行きたいと思います。田能村竹田(たのむらちくでん 安永6年6月10日-天保6年8月29日)は、江戸時代後期の南画家(文人画)です。旅を好み日本各地を遊歴、詩文を得意とし画論「山中人饒舌」などを著しました。

田能村竹田 真筆 絹本着色四時山水図八幀帖の価値

掛軸

田能村竹田ならではの流麗な筆致で深遠なる景色を表現し、奥行きある情景を描き出した画集です。彼は文人大家であった谷文晁に画を学び、中国画を独自に研究し「豊後南画」の創始者として名高く、重要文化財「歳関三友双鶴図」「暗香疎影図」「松巒古寺図」をはじめ、数多くの名品を残した偉大な文人画です。

こちらの作品の寸法は縦×横=23×26cm、2014年に茨城県の業者によって販売され市場にて約84万円で取引されました。

田能村竹田 晩年真筆 絹本極彩色花鳥風月画帖 全12画の価値

1832年(天保3年)の晩年に制作された、絹本極彩色花鳥風月画帖です。田能村竹田ならではの繊細な筆致で細部に至るまで緻密に描かれた、花鳥図6画と山水図6画が納められ、氏の作品を存分にご堪能頂ける申し分のない名品。

また、作品には近代南画の発展の中心的人物であった、明治期の南画家「田能村直入」と、直入の息子で、川村雨谷に絵を学び、山水・人物画に長けた「田能村小竹」他1名による極め書きがあります。

寸法は画帖幅(縦×横)約38×47㎝、本紙幅(縦×横)約33.5×42㎝となっており、東京都の業者によって販売され市場にて約56万円で取引されました。

田能村竹田 掛軸 骸骨観月図の価値

田能村竹田田能村竹田

田能村竹田の骸骨観月図です。こちらの「骸骨観月図」は美術館が所蔵していた竹田コレクションの一点であり120年祭などに比べ規模は小さいながら、竹田市、新聞社などが後援された百四十年祭遺墨展覧会に出品されているお墨付きを頂いた作品です。

草刈樵谷の鑑定箱付きで、寸法は105.7×26.1cm。長野県の業者によって販売され市場にて45万円で取引されました。

田能村竹田作品まとめ

田能村竹田の作品は本物ならば非常に価値がありますが贋作(偽物)や模倣品も数多く出回っており真贋の見極めには専門知識が必要となります。業者による買取価格としては市場価格の7〜9割程度での買取となることが一般的です。

市場価値が数百万円になる品では市場価格の9割程度での買取も期待できますので価値が気になる物がありましたら査定してもらうと良いでしょう!今回の記事が骨董品の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。

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