こんにちは自宅の埋蔵金ねっとの鈴木です。今回は日本を代表する陶芸家である濱田庄司の「湯呑」「茶碗」「花瓶」「壺」など陶磁器の価値について記載していきたいと思います。

濱田 庄司とは

濱田 庄司(はまだ しょうじ)は、主に昭和に活躍した日本の陶芸家です。次男の濱田晋作、三男の濱田篤哉、孫(晋作の次男)の濱田友緒はいずれも陶芸家で一家揃って陶芸家の道を極めました。彼の「私の陶器の仕事は京都で道を見つけ、英国で始まり、沖縄で学び、益子で育った」という言葉は有名で現在でも様々な場面で引用されています。

晩年は柳宗悦や河井寛次郎らと民芸運動を創始し日本の工芸界に大きな影響を与え、1955年には第1回重要無形文化財技術保持者(人間国宝)に富本憲吉らとともに認定され、1968年には陶芸家として3人目となる文化勲章を受けました。

濱田 庄司の陶芸品の価値

濱田 庄司作品は下記のように茶碗が高額で取引される傾向があり、高いものだと市場にて100万円前後で取引されています。また、安いものでも数十万円の価値があります。

濱田庄司 琉球窯 赤繪面取茶碗の価値

茶碗

(画像引用元:オークファン)

人間国宝濱田庄司の琉球窯 赤繪面取茶碗です。画像のように共箱付の完品で茶碗のサイズは口径約 12.6~13cm、高さ約 6.8~7.3cm、高台径約 5cmとなっております。2015年に栃木の業者によって販売され市場にて100万円で取引されました。そのため、業者による買取価格は80〜90万円程度が期待できると思われます。

人間国宝 濱田庄司 白釉黒流掛方壷 益子焼の価値

壺

濱田庄司の白釉黒流掛方壷です。形状は美しく均整がとれ、大きさと彼の芸術作品として力強さを感じます。寸法は高さ約22cm、幅約17.5cm、奥行約17cm、口径約13cm、重さ約3Kgとなっており、2017年に沖縄県の業者によって約30万円で販売されました。

濱田庄司 柿釉青十字掛鐵絵 角皿の価値

皿

味わい深い柿釉青十字掛鐵絵角皿です。寸法は高さ約7cm、幅約40cm、状態は未使用となっており下記のように共箱付です。2015年に富山県の業者によって販売され最終的に約34万円で取引が成立しております。

共箱

濱田庄司 柿釉赤繪丸鉢の価値

丸鉢

本品は益子の粗い土によって生み出された 手ごたえのある質感と琉球赤絵を思わせる赤・緑の釉薬を用いている 濱田庄司の魅力を存分に堪能できる逸品です。寸法は高 6.5cm×径 18.5cmとなっており、共箱付、2014年に神奈川県の業者によって約42万円で販売されました。

濱田庄司の作品まとめ

濱田庄司の作品は贋作(偽物)も市場に出回っていますが共箱の銘と印に特徴があり共箱からある程度の真贋(本物か偽物)の見極めが可能です。しかし、共箱は本物だとしても作品を入れ替えるという手口も存在しますので購入時には注意した方がいいでしょう!

また、業者による買取価格は市場価格の7割〜9割程度が相場で市場価値が高い品ほど高価格で買い取ってくれます。今回の記事が骨董品の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。

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