FC版 北斗の拳の価値と買取相場

今回は「ファミコン版 北斗の拳を売りたいんだけど、どのくらいの価値があるだろう？」と言った疑問にお答えするためFC版北斗の拳シリーズの価値と買取相場についてまとめさせて頂きました。

FC版北斗の拳はすべてROMカセットから発売され「1986年 北斗の拳」「1987年 北斗の拳2 世紀末救世主伝説」「1989年 北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝」「北斗の拳4 七星覇拳伝 北斗神拳の彼方へ」の4タイトルが存在します。価値が最も高いのは1986年発売の北斗の拳で状態が良ければ5000円〜1.5万円前後での買取が期待できます。

なお、この記事で使われている状態の説明や実勢価格・買取相場の言葉の定義については「このサイトで使われている言葉の定義」をご覧ください。

北斗の拳の価値と買取相場

北斗の拳はショウエイシステムが開発し東映動画より発売されたファミリーコンピュータ用ゲームソフトです。当時は珍しい左スクロールを採用したアクションゲームで敵をパンチやキックで倒し、「あべし」を取るとパワーアップします。北斗百烈拳などの奥義もあり、原作キャラが数多く登場します。

北斗の拳の詳細

実勢価格と買取相場

実勢価格(実際に市場で取引された値段)や買取相場は上記の通りです。ミリオンセラーとなったゲームソフトですがコレクションとしての価値はいまひとつで、買取価格は状態が良かったとしても5000円弱となっています。

非常に保存状態の良い未開封品

通常の未開封品については実勢価格7000〜9000円前後、買取価格4000〜5000円前後が相場となっています。

しかし、暗室の空調環境が整った保管室などで保管されていた品の場合、2〜2.5万円程度で何度か取引された事があります。このような状態の良い品では1万円を超える買取も十分期待できます。

北斗の拳2の価値と買取相場

北斗の拳2 世紀末救世主伝説(HOKUTO NO KEN PART-2)は1987年4月17日に東映動画より発売されたアクションゲームで、前回と異なり、右スクロールとなりました。基本システムは前作と同様ですが、舞台が帝都編へと変わり元斗皇拳の伝承者ファルコなども登場します。

北斗の拳2の詳細

実勢価格と買取相場

北斗の拳2の実勢価格や買取相場は北斗の拳1と大きな違いはありません。ソフト(ROMカセット)のみの場合、現存数が多いため買取価格は高くありません。

北斗の拳3の価値と買取相場

「北斗の拳3 新世紀創造 凄拳列伝」は東映動画から発売されたファミコン用ゲームソフトです。これまではアクションゲームでしたがシリーズ第三弾の北斗の拳3ではRPG(ロールプレイングゲーム)となりました。

原作のカイオウ(ラオウ、トキ、サヤカの兄)との決戦までのストーリとなっており、ケンシロウがバットなどの仲間を連れてフィールドを歩き回りザコ敵を倒してレベルを上げボスに挑みます。

北斗の拳3の詳細

実勢価格と買取相場

北斗の拳3の実勢価格や買取相場は上記のとおりとなっています。北斗の拳1や北斗の拳2に比べると残念ながら価値は低く、買取価格も2000円程度が上限となっています。

北斗の拳4の価値と買取相場

「北斗の拳4 七星覇拳伝 北斗神拳の彼方へ」は1991年に東映動画から発売されたファミコン用ゲームソフトです。

ジャンルは前作に引き続きRPGだが、主人公をケンシロウから北斗神拳伝承者を目指す一人の少年になっており、ストーリーも完全にオリジナルです。

時系列的には原作の舞台から十数年後となっており、武論尊が監修をしたソフトとしても知られています。

北斗の拳4の詳細

実勢価格と買取相場

北斗の拳4の実勢価格や買取相場は上記の通りです。こちらについても残念ながら価値は高くなく、状態が良かったとしても2000円程度が買取価格の上限となっています。今回の記事がレトロゲーム売却の参考になりましたら幸いです。