こんにちは自宅の埋蔵金ねっとの鈴木です。今回は伊藤若冲の掛軸や絵画について記載していきたいと思います。伊藤若冲(正徳6年2月8日[1716年3月1日]〜寛政12年9月10日[1800年10月27日])は、近世日本の画家の一人で江戸時代中期の京にて活躍した絵師です。写実と想像を巧みに融合させた絵画を得意とし「奇想の画家」と呼ばれております。
伊藤若冲 群鶏図 絹本の価値
伊藤若冲は始め狩野派を学んだのち宋、元、明の中国画や尾形光琳の画風を研究し、写実性を基調に装飾性をくわえた独自の境地を開きました。特に花鳥画の鶏図を得意とし、こちらは彼の作成した群鶏図です。下記のように共箱付でサイズは197 x 64cm(全体)、104 x 50cm(本紙)、大阪府の業者によって2016年に約128万円で販売されました。
彼の鶏掛軸は人気があり、希少なものだと数百万円の金額で取引されています。そのため業者による買取の場合も高価買取が期待できます!!
伊藤若冲 真筆 紙本水墨鶏図双幅の価値
伊藤若冲の紙本水墨鶏図双幅です。躍動感を感じさせる曲線を多用した描画に、細密に描かれた彩色の鶏図は立体感と幻想感が巧みに生み出されています。本品は昭和53年発行の青淵9月号に掲載された品となっており、寸法は軸寸:幅(縦×横)約205×63cm、画面寸:幅(縦×横)約110×45cm、2017年に茨城県の業者により約175万円にて販売されました。
伊藤若冲 鯉図の価値
伊藤若冲の鯉の滝登り図です。若冲独特の「筋目描き(すじめがき)」という技法を駆使した素晴らしい作品です。 使用印は2印とも「動植綵絵」(宮内庁)などで用いられているものと同一の印です。
寸法は表具:縦165.5cm×横48.1cm、本紙:縦98.5cm×横29.7cmとなっており、2016年に大阪府の業者によって約80万円で取引されました。
伊藤若冲 絹本着色雪中鴛鴦図の価値
絹本着色雪中鴛鴦図です。生涯に渡って数え切れないほど描いたといわれる水墨鶏図に比べ、本作の様な彩色画はとても貴重です。
雪中の鴛鴦を描いた作で、渾身の細密な筆致を展開し若冲の実験的技法が見事に功を奏した佳作といえましょう。 採算を度外視した上質な絵具を用いた若冲らしい画で、構図・配色・作品の美しさ、どれをとっても申し分のない逸品です!
寸法は軸寸:幅(縦×横)約197×71.8㎝ 、本紙寸:幅(縦×横)約114.5×56.5㎝、軸先は本象牙、2017年に埼玉県の業者によって約121万円で販売されました。
伊藤若冲の作品まとめ
伊藤若冲の作品で買取を依頼した場合、やはり彼の代表作である絹本着色の鶏図は人気があり高査定が期待できます!!価格帯としては安いものでも本物ならば数十万円、高いものだと数百万円〜数千万円の価値があり、買取価格は市場価格の7割〜9割程度となることが一般的です。
ただ、中には贋作(偽物)もあり偽物については当時作られたものならば多少の価値がありますが買取価格は安くなってしまうでしょう!今回の記事が骨董品の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。
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