こんにちは腕時計買取査定ナビです。今回はリコー ダイナミックオート(RICOH DYNAMIC AUTO)の買取価格や市場で取引される値段・価値について書いていきたいと思います。
リコー ダイナミックオート 45石
リコーが1963年に販売開始したリコー・ダイナミックオート・オートマチックカレンダーです。45石仕様は33石機械をベースにローターのベアリングが鋼球からルビーに替り12個組み込まれた、当時のリコーの最高級品です。1960年代前半の多石化競争の産物で、当時の高級品です。サイズ:直径約36mm(竜頭を含まない) カン幅18mmとなっており、下記のような金額で市場で取引されました!
販売者の所在 | 時計の状態 | 市場価格 | 予想買取価格 |
東京都 | 未使用 | 65000円 | 50000円 |
埼玉県 | 準未使用 | 54000円 | 40000円 |
兵庫県 | 極美品 | 19500円 | 14000円 |
リコー ダイナミックオート 33石
リコーダイナミックオート33石 自動巻き腕時計です。ケース横幅35ミリ、裏蓋番号56101、写真は未使用のデッドストック品です。未使用品は珍しく当時8000円で売られていたものですが現在の市場価格は51000円となっており、業者による買取の場合でも36000円程度で買い取ってもらえると思います。
時計の状態は未使用>準未使用>極美品>美品>並品>ジャンク品となっており、状態が良いほど買取り価格が高いです。
RICOH DYNAMIC AUTO 33 ゴールド
1960年代に製造されたダイナミックオート33石のゴールドカラーです。先ほどのシルバーの色違いで下記のような詳細です。
- ケース:GFケース・ステンレスバック
- 文字盤:放射状・シルバー文字盤+バーインデックス
- 機械:33石・自動巻き
状態は極美品〜準未使用ですが未使用ではなく若干の使用感があります。大阪の販売者が打ったものですが2016年に15500円で市場にて売買されました。そのため買取価格は10000円前後だと思われます。
壊れているリコー時計は売れるか?
これまでに取り上げた物は問題なく稼働する腕時計ですが上記は自動巻が巻き上がらず、リューズ(竜頭)操作もできない壊れているRICOH DYNAMIC AUTOです。風防やケースは若干の傷はありますが並品程度で稼働すればジャンク品とは言えません。しかし、ムーブメントは壊れており稼働しないため部品取りか本格的なオーバーホール(OH)が必要です。
そのような使えない状態でも上記画像の腕時計は2016年に市場にて6000円で売買されました。そのため壊れている状態のジャンク品でも数千円かもしれませんが業者に買い取って貰うことは可能です。私自身、業者に確認しましたが壊れて動かなくなった腕時計や懐中時計でも問題なく買い取れると言っていました!!ジャンク品でも数が多くなればかなりの金額になりますので価値が気になる腕時計がありましたら、まずは専門家に査定してもらってはいかがでしょう?