亀文堂の鉄瓶

こんにちは鉄瓶売却買取情報館です。鉄瓶情報館では日本の希少な鉄瓶、銀瓶、金瓶について日々記事を更新させていただいております。本日は亀文堂の鉄瓶について書いて行きたいと思います。

亀文堂とは

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鉄瓶の歴史は約250年ですが、それ以前は加賀で鉄瓶が作られていました。本格的な鉄瓶の鋳造が始まったのは京都の龍文堂が始まりです。

その門人に近江の亀文堂ありました。その後、茶道の広がりとともに数々の名作が亀文堂によって作られて来ました。

それでは3点程ですが見て行きたいと思います!

亀文堂 造家拙款銀環摘蓋蝸牛耳蓮式提手芋頭形鉄瓶

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亀文堂 造家拙款銀環摘蓋蝸牛耳蓮式提手芋頭形鉄瓶です。

蝸牛(カタツムリ)が何とも印象的な鉄瓶です。

家拙日本琵琶湖之東の初期的底款。芋頭形の器形に蝸牛耳。蓮式提手、蓮式銅蓋には、銀環摘。美しい肌味の名品ですね!

サイズは約16.3×14.5×21.4cmとなっており価格は約160万円ほどになります。

 亀文堂 淡海秀光造山家滝盛上図銀象嵌飾鉄瓶

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亀文堂 淡海秀光造山家滝盛上図銀象嵌飾鉄瓶です。

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「家拙日本琵琶湖之東」の初期的正平系統の大章の底印があります。おそらく、幻の亀文堂名工淡海秀光の古作鉄瓶との事です!かなりの年代物ですし、利用がされていたようで状態は良くありませんが、味わい深い作りになっていますね!

提手には、貼付銀象嵌の彫図と漢詩図が描かれていており、重厚な唐銅蓋の摘は、瓜形のような縦長の丸摘に貼付銀象嵌が施されています。サイズは約19×17.2×23cmとなっており価格としては150万円ほどで取引されたようです!

つづいて今回最後の品になります。

本歌能登川亀文古作鉄瓶

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素晴らしい竹節提手と重厚な銅蓋の珍しい袋形の本歌能登川亀文古作鉄瓶です。

形状が非常にユニークでかわいらしいですね!年代物という事もあり底印が消失しており、詳細が不明な品です。私もまだまだ、鉄瓶の鑑定眼は乏しいですがなかなかの作品だと思いますし、亀文堂らしい作りになっていると思います!サイズは約16.4×15.2×21.1cmとなっておりこちらも150万円ほどとの事です!

鉄瓶は古来から実用鑑賞両方を楽しめる骨董品ですし、近年中国、台湾などアジア諸国でも非常に人気がある品です!なんとなくうなずけます(^^)今回の記事が鉄瓶の買取・売却・査定や鉄瓶コレクションの参考になりましたら幸いです。

鉄瓶の買取業者一覧

バイセル

骨董品買取のバイセルは坂上忍さんをイメージキャラクターとして採用し、様々な骨董品の買取をしている業者です。月間20,000件以上の買取を行なっている大手買取業者なので安心して依頼できます。

日晃堂

骨董買取 日晃堂は鉄瓶や掛け軸などの骨董品を専門としている買取業者です。鉄瓶や銀瓶などを専門とした経験豊富な査定士が多く在籍しているので安心して依頼できます。