こんにちは鉄瓶売却買取情報館です。今回は11代宮崎寒雉(ミヤザキカンチ)の鉄瓶の価値や共箱などの銘を中心に記載していきたいと思います。
宮崎寒雉とは
初代はいまからさかのぼること350年以上前、1633年の生まれの釜師。鋳物業を営んでいた宮﨑家に生まれ、のちに京都へ出て釜作りを学びました。
前田家の兵器や鳴物(なりもの)類を鋳造していたが、のち茶の湯釜を造りました。子孫は代々寒雉を名のり、現在に至ります。
11代宮崎寒雉の共箱の銘
11代宮崎寒雉の共箱の銘は以下のようになっております。
達筆すね!十一代宮崎寒雉の共箱の銘は基本的に上記のようになっており、真贋を見分ける鑑定のポイントとなります。
11代宮崎寒雉の鉄瓶
十一代宮崎寒雉 金銀象嵌 銅鉄替蓋法巾形鉄瓶です。
彼の作品は胴の部分に金や銀の象嵌の美しいものは少ないですが、提手(さげて)金銀象嵌の施されたものは何点か見た事があり、高額で取引される事が多いように感じます。
また、蓋裏に銘などが刻印されていることは少なく、以下のように胴に彫銘がある場合が殆どです。
彼の作品は高いものでは100万円を超えるものもあり、人気の高い鉄瓶の一つです。
骨董業者による買取
骨董業者による買取の場合、11代宮崎寒雉(ミヤザキカンチ)の鉄瓶は人気が高いことから市場価格(実勢価格)の7割~9割程度での買取となることが一般的です。今回の記事が鉄瓶の買取査定や鉄瓶コレクションの参考になりましたら幸いです。
鉄瓶の買取業者一覧
骨董品買取のバイセルは坂上忍さんをイメージキャラクターとして採用し、様々な骨董品の買取をしている業者です。月間20,000件以上の買取を行なっている大手買取業者なので安心して依頼できます。
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