こんにちは鉄瓶売却買取情報館です。本日は龍文堂安之介の鉄瓶について、ここ3年間のオークションの中で最高値で取引された安之介の作品から見て行きたいと思います。
龍文堂安之介造 純銀摘み金銀象嵌葦に雁図平寶珠形鉄瓶
龍文堂安之介造 純銀摘み金銀象嵌葦に雁図平寶珠形鉄瓶となっております。
共箱もついており非常に状態がよい品です。
注目すべき点としては銘ですね!真贋の見極めの祭には是非ご活用ください。以下は出品者様の本文の引用と成ります。確かに品格ある非常に良い作りをしております。
胴径(最大)14.7センチ 高さ(蓋摘み迄)12.4センチ (持ち手迄)20.2センチ
完品 水漏れ補修痕無くよい状態です。
持ち手にも金銀象嵌で群雲に月、蝙蝠の文様が施されています。
品格ある端正な造りの名品です。
こちらの鉄瓶は最終的には82件の入札があり450万円程度で落札されました!共箱や蓋の裏の銘も鮮明であり状態が良い事、さらに安之助の鉄瓶というブランド力からつけられた値段でしょう!
龍文堂安之介造菊銀摘象嵌蓋銀瓶提手丸形鉄瓶
続いての鉄瓶は夢工房さんの龍文堂安之介造菊銀摘象嵌蓋銀瓶提手丸形鉄瓶です。こちらも共箱が付属しており状態が良いです。
以下は出品者である夢工房さんから引用させて頂きました。
手までサイズ約16×14×19.5cm
鉄瓶本体に「龍文堂造」在横銘、蓋裏に龍文堂造に安之介の花押がくっきりと彫刻されています。
銀菊摘縁象嵌唐銅蓋や、鉄細平打銀巻提手と細部までこだわった名品です。
龍文堂名人安之介ならではのきめ細かい白肌の鉄味が素晴らしく
蓋が湾曲しており、ぴったりと内蓋式になる美しい日ノ丸形です。
共箱入の真物保証作。名人安之介の仕事が詰め込まれた名品鉄瓶を
是非コレクションに加えてください。底にいくつかカタがあり、
水を入れるとそのカタから水がじわっと漏れてきます。
この素晴らしい鉄味が失われては意味がありませんので補修等はせずに、
そのままの状態で出品させて頂きます。水漏れするということは必ず承知の上でのご入札お願いします。
サビ、スレ、汚れや、いくつかのアタリがあります。作成時にできたカタのへこみや、
スジ、膨らみがあります。中には、使用による湯垢や、サビ止めのような白い固まりが少し見られます。
底には、サビ荒れや、カタなどありますので
底や、中の状態も含めて画像で確認の上各自の判断で入札お願いします。
上手な古い直し(釜補修)があった場合、 見ただけでは当方もわかりませんので、
あると思って承知して入札して下さる方が良いと思います。 承知下さい。
共箱はしみ汚れ等ありますので、承知ください。
こちらの鉄瓶では本体、蓋裏ともに銘が刻印されているようです!先の鉄瓶に比べると装飾が少なく、シンプルな作りですが共箱も付属しており夢工房が出品者である等の事情によりこちらの鉄瓶は最終的には入札件数288、約400万円で取引されました!
龍文堂安之介造 山水金銀象嵌鉄瓶
続いての鉄瓶は龍文堂安之介造 山水金銀象嵌鉄瓶です。こちらも横銘がはいっており安之介の鉄瓶の特徴と言えるかもしれません。
以下は出品者であるSABI-net様から引用させて頂きました。
◆龍文堂安之介造 山水金銀象嵌鉄瓶 横刻銘◆です。
素晴らしい金銀象嵌が施された「安之介造」名品鉄瓶です。 提げ手にも金銀象嵌が細かく施されています。 象嵌の状態も非常に良好です。 蓋裏「龍文堂造 花押」刻銘で、胴後部に横刻銘で「龍文堂造」とあります。
蓋摘みが若干緩んでいますが、ご使用には問題ありません。 安全な梱包で発送させていただきますのでご安心ください。
共箱が無いですが鉄瓶事態の状態は申し分ないです!かなりの良品であり最終的には入札件数270、420万円で取引されました。なかなか数百万円という価格は手が出にくいですが良い品です。
龍文堂安之介造古鏡蓋銀環摘鉄共蓋付足付鉄瓶
続いての鉄瓶で最後とさせて頂きます。続いては龍文堂安之介造古鏡蓋銀環摘鉄共蓋付足付鉄瓶です。こちらは共箱が付属しています!!
状態は良好ですが胴後部の銘は不鮮明になっています。以下は出品者である夢工房様からの引用文です。
手までサイズ約16.2×14.8×21cm
龍文堂名人安之介、共箱、在刻銘、身在横銘ある真物保証。まぎれもない真作秀品です。
銀環虫喰識摘古鏡式銅蓋と荒肌の鉄蓋、摘みは、銀摘の替蓋付です。
珍品と思える獣面三足付の見事な手取形鉄瓶。ぜひコレクションに加えて下さい。
水を24時間はり、もれませんでしたが、のちのご使用による水もれまでは保証できませんので、
ご承知ください。サビ、スレ、汚れや、いくつかのアタリがあります。
作成時にできたカタのへこみや、スジ、膨らみがあります。
非常に味わいがあり個人的には好きな作品です。何点が画像がありますので銘を中心に見て行きたいと思います。
共箱の銘
胴後部の横刻銘
蓋銘
上記の様に銘が刻印されています。こちらの鉄瓶は最終的には322件の入札があり、280万円で取引されました。状態が少し悪いため価格が落ち着いたのだと思われます。
オークションで人気の鉄瓶
最後にオークションで人気の鉄瓶について取り上げて行きたいと思います。龍文堂安之助の鉄瓶では無いですが人気のある良い品を中心に取り上げます。
【五】亀文堂初代波多野正平獣口岩上観音嵌銀鉄瓶特別銀片款印
面白い型をした鉄瓶です。亀文堂初代波多野正平の作品です。最終価格はどれくらいになるか楽しみです!
【夢工房】亀文堂造獣口梅古木提手蜥蜴環摘蓋蘭蟹盛上図鉄瓶
こちらも亀文堂の作品です。蟹がかわいらしいですね!!最終的には20万円前後程度だと思われますがどうなるでしょう!?
骨董品業者による買取
龍文堂安之介の作品は価値が高いため業者による買取か価格も高く、市場価格(実勢価格)の7割~9割程度での買取となることが一般的です。
今後も個性豊かな鉄瓶、銀瓶、金瓶などについて記事を書いて行きたいと思います。今回の記事が鉄瓶の買取査定や鉄瓶コレクションの参考になりましたら幸いです。
鉄瓶の買取業者一覧
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