こんにちは鉄瓶の買取査定情報館です。本日は龍文堂の鉄瓶の価値や骨董業者による買取価格について書いて行きたいと思います。
龍文堂とは
龍文堂(りゅうぶんどう)は江戸末期から昭和33年頃まで8代続いた京都の鉄瓶屋。
明治から大正に掛けて高級な鉄瓶を製作したそうです。
龍文堂でも本家と分家があり、鉄瓶に龍文堂と在銘が入っている物が本家で作られた物です。2代目の門人には近江の亀文堂がありそれぞれ歴代の名作を残しています。それでは何点か龍文堂の鉄瓶について見て行きましょう!!
龍文堂安之介造 純銀摘み金銀象嵌葦に雁図平寶珠形鉄瓶
龍文堂安之介造 純銀摘み金銀象嵌葦に雁図平寶珠形鉄瓶です。持ち手にも金銀象嵌で群雲に月、蝙蝠の文様が施されています。品格ある端正な造りの名品です。
なかなかこの状態で残っている品は少ないと思います。こちらは鉄瓶としては非常に高額な450万円程で取引された物ですが、大正初期に作られた物という事を考えますと確かにそれだけの価値があるように思われます!!!
龍文堂造 色紙短冊金銀象嵌鉄瓶
こちらはヤフオクのSABI-netさんで過去に販売されていた物です。龍文堂造 色紙短冊金銀象嵌鉄瓶です。細密な金銀象嵌の施された、とても美しい鉄瓶です。
蓋裏「龍文堂造」刻銘・胴に「龍文堂造」縦銘のある一級の作品です。本家の作品だと思われます。これはすばらしいですね!!
龍文堂名人安之介作の宝珠形鉄瓶
龍文堂名人安之介作の宝珠形鉄瓶です。胴には横銘、提手には金象嵌が施されており 玉環が付いた唐銅蓋と銅環霊芝摘鉄蓋の替蓋がある極上の逸品です。
取っ手が非常にかわいらしく、かつ、綺麗です!価格は200万円を超える金額ですが200万の価値はある一品でしょう!!
龍文堂安之介造銀象嵌鉄瓶
龍文堂安之介造銀象嵌鉄瓶です。上記画像の品も非常に繊細かつ大胆な作りをしており、すばらしい!の一言です。
今回は4点だけ龍文堂の作品を見てみましたがあまり統一感が無くどれも非常に個性がある作りとなっています。だだ、非常にすばらしい作品が多いという事も判りましたし、鉄瓶の奥深さに触れた気がします(^^)
骨董業者による買取
龍文堂の鉄瓶は安いものでも市場にて10万円前後の価値があります。人気が高いことから業者による買取価格は高額で市場価格(実勢価格)の6割~9割程度での買取となることが一般的です。今回の記事が鉄瓶の買取査定や鉄瓶コレクションの参考になりましたら幸いです。
鉄瓶の買取業者一覧
骨董品買取のバイセルは坂上忍さんをイメージキャラクターとして採用し、様々な骨董品の買取をしている業者です。月間20,000件以上の買取を行なっている大手買取業者なので安心して依頼できます。
骨董買取 日晃堂は鉄瓶や掛け軸などの骨董品を専門としている買取業者です。鉄瓶や銀瓶などを専門とした経験豊富な査定士が多く在籍しているので安心して依頼できます。