こんにちは鉄瓶の買取査定情報館です。本日は金谷五郎三郎の銀瓶の価値や市場価格について見て行きたいと思います。金谷五郎三郎の銀瓶は大変人気があり市場では高価格で取引されております。
金谷五郎三郎とは
金谷五郎三郎は江戸時代の鋳金工です。鉄釜などをつくり、代々同名を世襲しました。初世(1581‐1668)は豊臣家の武人安藤氏の子で、鉄に対する独自の錆付法(着色法)を開発して〈五郎三色〉といわれ、世人に賞玩されました。
3世は茶器および書院の諸道具の製作で知られ、5世は新案の才があり、7世より工房による工業的な生産を行うようになりました。
金谷五郎三郎造 精銀鎚目曲玉式環摘宝珠湯沸 銀瓶
金谷五郎三郎造の銀瓶です。共箱、在印があり、全体重量は448g、サイズは約14.9×13.1×17㎝となっております。2017年に東京の業者によって販売されたこちらの品は約97万円で販売されました。
金谷五郎三郎造 精銀鎚目曲玉環摘 宝珠式湯沸銀瓶
名工「金谷五郎三郎」作の優品です。細かな鎚目打に宝珠式、砲口、曲玉(勾玉)環摘みとなっており、瓶の底面に「五郎三作」在銘、共箱付で売られたこちらの品は広島県の業者によって2017年に93万円の金額で販売されました。
金谷五郎三郎造精銀鎚目湯沸 銀瓶
こちらも金谷五郎三郎の銀瓶です。サイズは約14.1×12.4×17.2㎝、重量425g、京都府の業者によって2016年に約50万円で販売された逸品です
金谷五郎三郎の底面の銘
金谷五郎三郎の瓶底に記載がある銘は上記のようになっており真贋(本物か偽物)を見極める重要な判断材料となっております。銀瓶以外にも銅瓶や鉄瓶も存在しますが銘は同様のものが使われています。
骨董業者による買取
金谷五郎三郎の銀瓶は高いものだと100万円前後の金額で取引されています。また、安いものでも10万円前後の値はつきますので業者による買取の場合でも5万円〜の買取は期待できるでしょう!
また、高価格帯の品では人気が高いため市場価値の7割〜9割程度での買取となることが多いです。今回の記事が銀瓶コレクションや買取査定価格の参考になりましたら幸いです。
鉄瓶の買取業者一覧
骨董品買取のバイセルは坂上忍さんをイメージキャラクターとして採用し、様々な骨董品の買取をしている業者です。月間20,000件以上の買取を行なっている大手買取業者なので安心して依頼できます。
骨董買取 日晃堂は鉄瓶や掛け軸などの骨董品を専門としている買取業者です。鉄瓶や銀瓶などを専門とした経験豊富な査定士が多く在籍しているので安心して依頼できます。