石黒光南の銀瓶の価値

こんにちは鉄瓶の買取査定情報館です。鉄瓶情報館では日本の希少な鉄瓶、銀瓶、金瓶について日々記事を更新させていただいております。本日は石黒光南の銀瓶の価値や買取価格について書いて行きたいと思います。

石黒光南の銀瓶について

石黒光南作の銀瓶

非常に光南らしい作りをした銀瓶ですね!霰打ち(アラレウチ)の非常に優美な銀瓶となっております!

初代光南、2代目光南の霰打ち(アラレウチ)の銀瓶は共に名工と言われるだけあり非常に美しく、国内でも高価格で取引されています。

国内オークションでは初代光南の銀瓶が重量1772gの大きい物で高い時は200万円ほどで取引されております。また、2代目の物は50〜100万円程度で取引されている印象を受けます。

比較的2代目光南の方が多く取引されとり、共箱などに特徴があります。まずは初代光南から見て行きたいと思います。ただ、実際には1代目の作品と2代目の作品の目利きが出来ておりませんので間違っている点も多々あると思います。

石黒光南の共箱の在銘について

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筆跡(在銘)は上記のようになっており特徴的な筆跡をしています。すべて本物との事で記載されている物を上げさせて頂きましたがかなり筆跡が異なりますね!左の2つはもしかしたら2代目光南のもので一番右側の物が1代目光南の共箱かもしれません。もしくはどれかが贋作かもしれませんねw

600x450-2013040300132(2代目?)

c301682780.1(初代?)

仮に上記2つの画像が両方とも本物だとしたら上が2代目、下が初代の作品だと思います。

そうすると少し難しくなってしまい分類しにくい筆跡が出て来てしまいます。以下の画像をご覧ください、上記に上げた(2代目?)(初代?)とまた異なる筆跡が出て来てしまいます。

私としては、以下の作品が2代目石黒光南の作品だと思っているのですがいかがでしょうか!?

筆跡の共通性から少なくとも光南の作品に間違えはないと思いますが、何代目かよくわかりません。

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“作”の字に非常に特徴があるのと光南らしい特徴ある瓶の形状をしていますね!

また、作品の蓋の裏側には石黒光南の刻印が刻まれています。

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まだまだ、見て来た作品数が少ないため真贋の区別や初代、2代目の区別がつくにくいので高額な光南の品からではなくもう少しリーズナブルな価格帯の鉄瓶などから手を出して行きたいと思います。

骨董品業者による買取価格

石黒光南の銀瓶は業者による買取の場合、市場価格(実勢価格)の7割~9割程度での買取となることが一般的です。今回の記事が銀瓶の買取査定や銀瓶コレクションの参考になりましたら幸いです。

鉄瓶の買取業者一覧

バイセル

骨董品買取のバイセルは坂上忍さんをイメージキャラクターとして採用し、様々な骨董品の買取をしている業者です。月間20,000件以上の買取を行なっている大手買取業者なので安心して依頼できます。

日晃堂

骨董買取 日晃堂は鉄瓶や掛け軸などの骨董品を専門としている買取業者です。鉄瓶や銀瓶などを専門とした経験豊富な査定士が多く在籍しているので安心して依頼できます。