こんにちは鉄瓶の買取査定情報館です。本日は尚古堂の銀瓶の価値や市場価格について見て行きたいと思います。尚古堂の茶道具は人気があり市場では高価格で取引されております。
尚古堂 八角面取形 石目打 金工摘 湯沸 銀瓶
戦前の明治43年(1910年)3月に作られた尚古堂作の銀湯沸(銀瓶)です。銀瓶自体の状態も良く共箱付の大変希少な逸品です。
サイズは16.5×12.0cm 6.0cm、重量403gとなっており、2017年に石川県の業者によって販売され市場にて約38万円の金額で取引されました。
純銀製 尚古堂 造菊摘提手付急須 銀瓶
尚古堂造の銀瓶です。瓶自体には刻銘はなく純銀の刻銘のみとなっております。小ぶりな銀瓶でサイズは約10×8×10.3㎝、重量122g、2016年に大阪府の業者によって販売され市場にて約9万円で取引されました。
尚古堂造銀製鎚痕酒次一雙桐箱
尚古堂の銀製品です。2点セットとなっており、印などから明治中期の作品だと思われます。サイズは10.6×9×16.4㎝、市場にて約12万円ほどで取引されました。
尚古堂の銘
瓶に銘がある場合は上記のような銘が刻印されています。銘がない場合は純銀の刻印があるケースが殆どです。共箱の銘は下記のようになっており真贋(本物か偽物)を見極める際の重要な手がかりとなります(経験上、初めの二つのタイプ意外に左の印のみのタイプが存在します)。
尚古堂まとめ
尚古堂の銀瓶は高いもので30万円前後、安いものだと5万円前後の値段で市場にて取引されております。
市場に出回る点数は少ないのですが超高額品は無く、業者による買取の場合は市場価値の4割〜8割程度での買取となる事が一般的です。今回の記事が銀瓶コレクションや銀瓶の買取査定価格の参考になりましたら幸いです。
鉄瓶の買取業者一覧
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